セックスで気持ちよくなれると女の人は心が安定する

愛がないセックスは良くないという定説に関する考察

カオルです。
「女性の幸せはセックスが9割」以前書いたブログですが、最近お二人の女性のお客様と会話していて、あらためてそうだなと再認識しました。気持ちいいとかも重要だけど、「オンナである事が確認出来る」「女性である自分を承認できる」事が大切なんですよね。

一般的には、こんなテーゼがあると思います。
「好きな人でないとセックスはしてはいけないし、気持ち良くなれるはずがない」
「女性にとって愛がないセックスは自分自身を損なう行為であるに違いない」
これを図式化するとこんな感じになります。

恋愛 = セックス = イク

さらに正確に表記するとこうですね。

恋愛 → セックス → イク

=と→の違いは、恋愛したら次にセックスしてよくて、愛が深まればイケるだろうという順序が意識されています。好きな人だから気持ち良くなれるはずなのに、そうなれない。私の愛が足りないのか、彼は私の事をそんなに愛してくれてないのか。このような疑念が生まれてしまう根本原因は、「恋愛 → セックス → イク」といった固定概念のためかもしれません。

常識「恋愛 → セックス → イク」は本当なのか?

女性向け風俗ムツゴトで、女性のお客様と出会ってみて僕が思うことは、必ずしも「性的に気持ち良くなるために、恋愛感情は必須でない」ということです。

? → 抱き締める → イク → 恋愛感情
※恋愛・結婚は、どこにあるんでしょうね。。

これからお二人のお客様から頂いたメッセージをご紹介します。同じテーマを違う角度から考えてみましょう。

■30代  会社員

こんにちは。
カオルさんの今日のツイート、ほんとそうだなぁって思いました。
女の人は、セックスで気持ちよくなれると
心が安定するというか、安心が意識の根底に生まれるんだなぁ、と最近よく思います。

だからセックスの時に安心させないといけないし、
同時に興奮が無いとイケないし。
その興奮も、ほんとはオンナの人が最中に自分でも作り込んでいくものなんだろうなって思います。

でも体験してみないと、それは分からないですし
気持ちよかった=好きって女の人はなりやすいし。

全然、恋愛的に好きじゃなくても
相手への安心と信頼、自分の集中力とリラックス、基本的な体作りで気持ちよくなれるんだけど、
それも普通の人は中々知る機会が無いだろうし。
いろいろムツゴトのお仕事は難しいだろうなぁと思います。

信頼は気持ち良くなってもらうための必須事項

? → 抱き締める → 信頼 → 性的行為 → 安心 → イク

お部屋に入って最初の30分くらいは、警戒モードはマックスです。お客様にとって、僕はタダのあやしい男性に過ぎないですから。それでも肌を重ねているとだんだんお互いのことが判りあえるような不思議な感覚が生じてきます。図式の中の、"信頼"とは「この男性は私に痛いことや、嫌なことは絶対にしないんだ」という狭義な事を言っています。"信頼"このお仕事で僕が最も重視している事です。少しでも痛いと嫌だし、嫌だなぁと思う事を我慢しているとテンションが下がりますから。

■20代  大学生

■利用しようと思ったきっかけ
不倫関係にあった彼氏について、交際を続けていくことや性関係で悩んでいたときにこちらのサイトを拝見しました。きっかけとしては、とてもとても寂しかったためだと思います。

■男性スタッフの印象
第一印象としては、おだやかさと距離感が心地よい方でした。女性側の気持ちの流れを察する・汲むのがとてもお上手で、時間をかけて心の緊張をほどいてくださいました。
また、個人的には可愛らしい方だなと思います。

■サービスに対する感想
とても満足しています。
利用したことで、私が何を求めているのか解ることができました。
女性性を認めること、みせることが私にとって喜びなのだと感じました。また、それらを打ち明ける男性に対して、心や身体の信頼が大切なのだとわかりました。
女性と男性という全く違う生き物が歩み寄ることは、難しいようで実はとてもシンプルなことだと思います。ただ、それには自分自身の根幹にある望みに気づくこと、相手との意志疎通が必要で、こういった何気ないことが難しいのです。
近年、女性と男性の社会上の関係は少しずつ変化していますが、性生活においては恐らくあまり変わっていないと思います。私的に、女性は性において自信を失いがちだと考えています。それは多分、愛情と性欲が切り離されて捉えられているからです。好きなのに、どうして気持ちよくなれないのだろう…私が悪いのだろうか。彼には、なんだか申し訳ない気持ちで伝えることができない…など、私も経験のあることです。ムツゴトさんを利用したいと考えている女性は、意図していないとしても女性としての喜びを得たいと感じている方が大半だと思います。
愛情があるから性欲に繋がる、性を求め合うから愛情が生まれる、様々な考え方があるでしょう。
私はいままで、ざっくりと愛情=性欲だと考えてきました。先に愛情を書いているから、やはり愛が先に来るのだろうか?と思いますが、性欲=愛情でもあると感想を書いていて気づきました。
さらにいえば、愛情は数式で性欲は解だと考えられます。どちらを求めるにせよ、見え方・感じ方違うだけでが答えは同じなのです。
漠然としていた考えが、腑に落ちる感覚で解ることができたことも、ムツゴトさんを利用したことによるものだと思います。
私の感想が、女性の皆さんの後押しになったり、またムツゴトさんの活動のご参考になれば嬉しいです。
ぜひ、また利用させていただきたいと思います。
ありがとうございました。

実際は極めて難しい男女のコミュニケーション

>相手との意志疎通が必要で、こういった何気ないことが難しいのです。

そうですね。「女性性を認める=理解しようと努める」ということは男性にとって、本気でやろうというのはかなり難しいことです。僕は本職のカウンセラーや医師ではないので、悩みなどを解決することはできないけど、共感は出来るかなと思っています。

大学生の方がおっしゃっている「女性性」とは女性の美しさや可愛さ・我儘な自分を受け入れて欲しいとか、性欲などがゴチャゴチャに混ざっている何か、というイメージを僕は抱いています。多くの場合それはご本人もよく判っていなくて、僕と一緒に引き出されるものなのです。

共感 → 性的行為 → 安心 →(女性性~性欲~美)→ 好意・愛情

愛情→性欲 であるはずだという常識は、ある意味呪いですね。女性は愛がないと性欲を感じてはいけない、あるいは満たすことが許されていなということになりますから。

それにしても、女性向け風俗ムツゴトでいらっしゃって頂いている女性のお客様は素敵だなって思います。皆さん真面目にご自身のことや性的なことを考えているので、こちらが胸襟を開いて話すといろいろと深い話が出来てとても楽しいです。

ブログnoteをご覧くださいね。
「カオルは、なぜ女性向け風俗ビジネスを始めようと思ったのか」

お客様の声

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>30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の、3人に1人は処女といわれています(性経験のない女性の割合は、25~29歳で32.6%、30~34歳で31.8%〈2015年厚生労働省出生動向基本調査〉)。

恋愛もセックスも自由な今、3人に1人という数字は意外と多いと感じられる方が多いかもしれません。
「機会がない」「セックスしてもいいと思うような相手がいない」「その気になれない」など、その理由はさまざまですが、実は少なくない女性が「男性嫌悪や不信」「性的なトラウマ」「痛みや出血への恐怖」などの悩みや不安を抱えていることはあまり知られていません。

年齢を重ねれば重ねるほど、処女の十字架は重く女性にのしかかっていきます。
ある40代の女性は、処女であることについて、「40歳でバージンなんて正直気持ち悪いし、引くと思います。だからこれは、絶対誰にも言えません。私ひとりで抱えるしかない最重要機密です」とおっしゃっていました。
処女という十字架を背負っているのは、決してあなただけではないのです。

女性用風俗ムツゴトのお客様で30代のバージン女性、仮にA子さんとします、はこんなことをおっしゃっていました。
「私は処女、恋愛経験もゼロで、彼氏がいたこともありません。仕事に追われて、家に帰って寝るだけの生活。自信が持てなくて、家庭を持つ女性にいつも劣等感を感じていました。このまま異性と一切無縁の人生を送るかと思うと、絶望的な気分になります」

常に『女性としての自分に自信が持てない』『消えてなくなってしまいたい』という強迫観念にかられ、未経験であることについて、なんとも説明しがたい心のわだかまりがあったとA子さんは言います。
ベッドの中で抱き合った後、A子さんは「ずいぶん久しぶりに、人に甘えたような気がします」
と、ため息を漏らしました。

A子さんは、「『女』を出してはいけないと、ずっと自分に言い聞かせてきました。人に頼ったり、甘えたりしてはいけない、そんなことをしたら自分がガラガラと崩れてしまうと思い込んでいました」と言います。
「怖かったですか?」 と、聞くと、
「いえ、実際、怖いことは何も起こらなかったし、弱い面や、もろいところも含めて、私は私のままでいいと思うことができました。自己否定の固まりだった自分を、少し肯定できるようになったような気がします」
とおっしゃいました。
処女をいつ卒業するかは、個人的な事情であり、これまで機会がなかっただけで、何歳であっても、まったく遅くはありません。

30代、40代以上で処女の方は特に、人一倍まじめで、努力家の方が多いように感じます。自分の楽しみは後回しにて、人のため、会社のため、家族のために時間を使ってきたのではないでしょうか。
明日からはどうぞステキな時間を過ごされることを、自分で自分に許してあげてください。