女性向け風俗ムツゴトはなにを目指しているのか?

女性向け風俗的サービスはなぜこれまでなかったのか?

カオルです。
最近いろいろな方と議論する機会があって、ムツゴトのサービスについてあらためて考えさせられました。女性用風俗あるいは女性向けの性的なサービスは、まだ世の中に存在していないんだなと思います。僕は単純に男性向けのサービスの逆版をやればいいというものでないことは判っているのですが、どういったモデルが良いのかというとハッキリと確立できていないです。直近で何かを変えようというわけではないのですが、これから時間をかけて次どうするのかを考えて行きたと思います。

開店当初に考えていたこと

ムツゴトを最初に作った時の僕の目標は、女性の方が安心してご利用いただける女性向け風俗的なサービスを提供するということでした。男性向けに比べれば圧倒的に数もないし、利用するにはハードルが高いから、安全でリスクが低いことは重要であると考えたからです。したがってムツゴトのサイトを作るとき、安心感を伝えるということに最も重点を置きました。具体的には、信頼いただけるようにきちんと説明を行うこと。頂いたご意見は丁寧に反映させること。Webデザインは落ち着いたものにすること。ご利用頂いたお客様の声を納得できるものはできるだけ多く掲載して、その内容は一切修正しないこと。同じ悩みを持っているんだと共感していただけるようにすることなど・・・。

若い方も年上の方も、セックスの間が空いてしまうと、自分は女性として大丈夫かと不安になってしまいます。それはどんな女性も同じです。根本的に女性が求めていることは、満たされたセックスなんです。どんなに優しくてお金を稼いでくれる旦那さんや彼がいても、それが欠落していると女性は本当に辛そうですから、、、。
これまで続けてきて、リピートいただく方も多くなってきて、当初の目的は一通り達成できたのではないかと感じています。

次に向けたテーマ設定

ムツゴトをご利用いただいている方は、男性経験があまりないか、全くないか。。男性パートナーがいても彼のオナニーの道具にされているだけで、ご自身が女性として気持ちよくなったことがない方。男性恐怖症で男性を受け入れられることができないなど、初歩的なステージの方がほとんどです。何度か利用して頂いて、痛くないとか、男性が怖くなくなったとかで喜んで頂けるのは良いことですが、もっともっと先の先があるのにと、時々思うことがあります。
いま僕が考えていることは、女性の方が気持ちよくなること、セックスについてもう一歩踏み込みこむことを支援できないかということです。僕はサービスしている時に、どんなことして欲しい?と聞くと多くの女性は困ってしまいます。どうしていいか彼女自身もわからないからです。

ノーマルとアブノーマル

何が自分は好きなのかと言うことを知ることは大切なことです。単に中でイクとかではなくて、自らの性的なことを掘り下げることはイコール自分自身を知ることなのです。
例えば僕はこれまで、アブノーマルな世界も幅広く見てきました。友人にもいろいろな人がいます。性的なことは、偏見や社会的な常識などが邪魔をして、スムーズに欲求を発揮することが難しいです。アブノーマルな性癖に対して偏見を持つ人は多いでしょう。でもノーマルかそうでないかなどとは、世の中が勝手に決めたことであって本人にとっては関係ないです。自らの性癖を掘り下げている行為が他人に迷惑をかける、あるいは犯罪的でなければ肯定されるべきものであると僕は考えます。

固い会社に勤めている20代後半の女性は、緊縛にすごく興味を持っていて、SMの撮影会に参加しています。長襦袢の胸を大きくはだけた姿で縛られたり、ムチでおしりをたたかれたりとか、、、会社の人には絶対に明かせないと言いながら、僕には撮影した写真を見せてくれます。内腿など結構アザになっているので、止めるように言ってるのですが、いまは縛られていることで気持ちも落ち着くし、とっても刺激的な毎日を過ごせるそうです。
重役秘書なんだけど、ドSで裸にした男性をムチで叩くのが好きな女性がいました。彼女はエルメスの乗馬用のムチを持っていて、バックの中には男性のお尻の穴に指を突っ込むための手術用のラテックスの手ぶくろをいつも忍ばせています。手袋を装着した彼女は、目がギラギラして別人のようでした・・・・。
どんな形でもいいのですが、自分を受け入れることが大切なのです。男性も女性もそうですが、人は素のままの自分でいられることが最も自然で幸福なことなのだと思います。
なお念を押しておきますが、僕はアブノーマルを推奨しているのではないです。

前回この文章をアップしたときネガティブなメールを結構頂きましたが、掘り下げることを述べてるだけです。

今のホームページは安心を前面に押し出すあまり、品良く作られすぎているのかもしれません。男性向け風俗サイトみたいにエロエロなホームページだと怪しい(^_^;)ので、不安を持たれないようにしているのですが、絶対人には言えない女性の方の欲望をもう少し叶えてあげること、あるいはご本人も気付かれてない事を知らしめることができたらいいなと思っています。

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>30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の、3人に1人は処女といわれています(性経験のない女性の割合は、25~29歳で32.6%、30~34歳で31.8%〈2015年厚生労働省出生動向基本調査〉)。

恋愛もセックスも自由な今、3人に1人という数字は意外と多いと感じられる方が多いかもしれません。
「機会がない」「セックスしてもいいと思うような相手がいない」「その気になれない」など、その理由はさまざまですが、実は少なくない女性が「男性嫌悪や不信」「性的なトラウマ」「痛みや出血への恐怖」などの悩みや不安を抱えていることはあまり知られていません。

年齢を重ねれば重ねるほど、処女の十字架は重く女性にのしかかっていきます。
ある40代の女性は、処女であることについて、「40歳でバージンなんて正直気持ち悪いし、引くと思います。だからこれは、絶対誰にも言えません。私ひとりで抱えるしかない最重要機密です」とおっしゃっていました。
処女という十字架を背負っているのは、決してあなただけではないのです。

女性用風俗ムツゴトのお客様で30代のバージン女性、仮にA子さんとします、はこんなことをおっしゃっていました。
「私は処女、恋愛経験もゼロで、彼氏がいたこともありません。仕事に追われて、家に帰って寝るだけの生活。自信が持てなくて、家庭を持つ女性にいつも劣等感を感じていました。このまま異性と一切無縁の人生を送るかと思うと、絶望的な気分になります」

常に『女性としての自分に自信が持てない』『消えてなくなってしまいたい』という強迫観念にかられ、未経験であることについて、なんとも説明しがたい心のわだかまりがあったとA子さんは言います。
ベッドの中で抱き合った後、A子さんは「ずいぶん久しぶりに、人に甘えたような気がします」
と、ため息を漏らしました。

A子さんは、「『女』を出してはいけないと、ずっと自分に言い聞かせてきました。人に頼ったり、甘えたりしてはいけない、そんなことをしたら自分がガラガラと崩れてしまうと思い込んでいました」と言います。
「怖かったですか?」 と、聞くと、
「いえ、実際、怖いことは何も起こらなかったし、弱い面や、もろいところも含めて、私は私のままでいいと思うことができました。自己否定の固まりだった自分を、少し肯定できるようになったような気がします」
とおっしゃいました。
処女をいつ卒業するかは、個人的な事情であり、これまで機会がなかっただけで、何歳であっても、まったく遅くはありません。

30代、40代以上で処女の方は特に、人一倍まじめで、努力家の方が多いように感じます。自分の楽しみは後回しにて、人のため、会社のため、家族のために時間を使ってきたのではないでしょうか。
明日からはどうぞステキな時間を過ごされることを、自分で自分に許してあげてください。