セックスでキレイになる。自分の体に手をかけ、丁寧に扱うことで、気持ちにもポジティブな変化が

「初体験は大切」だけれども「処女は重い」のダブルバインド

30歳女性の、3人に1人は処女といわれています(性経験のない女性の割合は、25~29歳で32.6%、30~34歳で31.8%〈2015年厚生労働省出生動向基本調査〉)。

恋愛もセックスも自由な今、3人に1人という数字は意外と多いと感じられる方が多いかもしれません。

「機会がない」「セックスしてもいいと思うような相手がいない」「その気になれない」など、その理由はさまざまですが、実は少なくない女性が「男性嫌悪や不信」「性的なトラウマ」「痛みへの怖さ」などの悩みや不安を抱えていることはあまり知られていません。

ムツゴトでご相談を受けた例を紹介します。

大手企業に勤める、いわゆるバリキャリのあかりさん(43歳。仮名)。小さい頃から「いい子」だった彼女は、大人になっても親の定めた価値観から抜け出せず、心のどこかでセックスは「悪いこと」だと思っていたとおっしゃいます。

芽衣さん(29歳。仮名)は中学高校で受けたいじめをきっかけに、男性不信になり、恋人はいても、信頼して身を任せることができないといいます。

性的に嫌な目にあったことが心の傷になっている女性や、トラウマがあり、どうしても恋人を受け入れることができないという方もいらっしゃいます。

彼女たちは口をそろえて、「女性として満たされない」「自信が持てない」「自己肯定感が低い」「いつも孤独で寂しい」とこぼされます。

性的なことは、友人や恋人であってもなかなか相談しづらいものです。勇気を出して処女の悩みを打ち明けたとしても、「焦る必要はないんじゃない」「本当に好きな人があらわれるまで大切にとっておいた方がいいよ」などの精神論で終始してしまいがちですし、性がオープンになった一方で、未経験であることを神聖化する風潮も一部ではあります。

「初体験は大切」だけれども、「処女は重い」。まさにダブルバインドです。

このような矛盾に多くの女性が苦しめられ、処女をこじらせてしまっているのではないかと感じます。

自分の体に手をかけ、丁寧に扱うことで、気持ちにもポジティブな変化が

からだとこころはつながっています。性やセックスは、その両方のすこやかさのために欠かせないものであると私は思います。

血が巡るからでしょうか、すてきなセックスをすると、肌の調子も良くなるし、夜もぐっすり眠れるようになります。

気分も明るくなって、不調やうつうつも吹き飛ぶし、心なしか仕事のパフォーマンスも上がるような気がします。

人生で初めて恋人ができた、好きな人に告白できたという方も多くいらっしゃいます。

以下はバージンコースをご利用いただいたお客様の感想です(一部抜粋)。

「ひとつは、自分で自分を大切にする方法がわかってきたことです。少しでもすてきな女性だと思われたくて、お会いする前はちょっと贅沢なパックをしてみたり、念入りにボディケアをしてみたり、新しい服を買いに行ったりしていました。

そうやって手をかけた自分の体を、とても丁寧に扱ってくださる。

そうしているうちに、自分のことを大切にするってこういうことか、と感覚的にわかってきました。

自分の体に手をかけること、丁寧に扱うことで、気持ちにもポジティブな変化がありました」(30歳女性)

「処女だった頃の私は、周囲からの取り残されていく感覚がとても嫌で、周りの女の子達と同じラインどころか、スタートラインにも立てていない焦りと不安とで、劣等感が強くありました。ただ、他人に相談できる事でもありませんし、男性恐怖症の当時では、処女を卒業する機会があってもそれができない状態でしたので、八方塞がりで行き場のないやるせなさばかりが募り、途方にくれていました。

そのようなジレンマやトラウマ、劣等感や焦りといった感情の足枷が取れたので、心の一角を占めていた諸々の感情が消え、それらが消えた分、心に余裕ができました。

それによって、今まで嫌な気持ちや拒絶反応をおこしていた部分も改善されていったので、以前より気持ちのトゲが取れて自分にも他人に対しても許容できる範囲が大きくなった気がします」(35歳女性)

「カオルさんに会ってからは過去のことをいじるだけではなくて、すてきな男性に、優しく、気持ちよくしてもらうことを通して、女性としての自分を自分で作り直す。そんなふうに変わってきたかなと思います。

私のように、セックスや男性で怖い思いをしたことのある女性でも、素敵な男性が本当に丁寧に根気よく肌を合わせてくれるのを体験すると、ちゃんと少しずつ上書きされていくんだなぁ、とお会いしてみて感じました。

また、カオルさんってすごく静かで、気持ちよくなってきているのをただ静かにじーっと見つめられているような気恥ずかしさがありました。

それがとてもよかったです。

気持ちよくなる、抱いて欲しいって気持ちになる。そうなりたいし、そうなりたい自分に素直になる。自分の欲求に素直になってそれを表現する。初めてそれができた気がします」(43歳女性)

さなぎが蝶になるように

どこかぎこちなく、かたく、ギクシャクした様子の方が、セックスを経験することによって、まるく、やわらかく、つややかに、きらきらと、ハッとするほど変わるさまは本当に驚くべきものです。

まるでさなぎが蝶になるように、アヒルの子が白鳥になるように、別人かと見まごうほど美しく、きれいになる。

女性にとってセックスは、とても強いパワーを持つものです。

日々生きていると、いろいろなできごとがあります。楽しいことやうれしいことだけではありません。つらかったり悲しかったり、納得できないことも受け入れなければならないし、くやしくて眠れない夜もあるかもしれない。

そんなときに、あなたの根となり、支えとなるのが、よい性体験、セックスだと思うのです。自分を丸ごと受け入れられてもらうようなよいセックスがあれば、つらいこと、悲しいことがあっても、「ついてないな」と、軽く受け流せるようになる。

大げさではなく、過去にとらわれず、今をおだやかに受け入れ、前へと進むための力になると、そう私は思うのです。

「私のことを好きになるプログラム」

男性との性的な触れ合いを起点として、女性が自分の存在を確認し、自己を肯定(自身の身体と心を受け入れる)することに繋げてゆくプログラム

ムツゴト「自分を好きになる」プログラム│ (mutsugoto.jp)

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>30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の、3人に1人は処女といわれています(性経験のない女性の割合は、25~29歳で32.6%、30~34歳で31.8%〈2015年厚生労働省出生動向基本調査〉)。

恋愛もセックスも自由な今、3人に1人という数字は意外と多いと感じられる方が多いかもしれません。
「機会がない」「セックスしてもいいと思うような相手がいない」「その気になれない」など、その理由はさまざまですが、実は少なくない女性が「男性嫌悪や不信」「性的なトラウマ」「痛みや出血への恐怖」などの悩みや不安を抱えていることはあまり知られていません。

年齢を重ねれば重ねるほど、処女の十字架は重く女性にのしかかっていきます。
ある40代の女性は、処女であることについて、「40歳でバージンなんて正直気持ち悪いし、引くと思います。だからこれは、絶対誰にも言えません。私ひとりで抱えるしかない最重要機密です」とおっしゃっていました。
処女という十字架を背負っているのは、決してあなただけではないのです。

女性用風俗ムツゴトのお客様で30代のバージン女性、仮にA子さんとします、はこんなことをおっしゃっていました。
「私は処女、恋愛経験もゼロで、彼氏がいたこともありません。仕事に追われて、家に帰って寝るだけの生活。自信が持てなくて、家庭を持つ女性にいつも劣等感を感じていました。このまま異性と一切無縁の人生を送るかと思うと、絶望的な気分になります」

常に『女性としての自分に自信が持てない』『消えてなくなってしまいたい』という強迫観念にかられ、未経験であることについて、なんとも説明しがたい心のわだかまりがあったとA子さんは言います。
ベッドの中で抱き合った後、A子さんは「ずいぶん久しぶりに、人に甘えたような気がします」
と、ため息を漏らしました。

A子さんは、「『女』を出してはいけないと、ずっと自分に言い聞かせてきました。人に頼ったり、甘えたりしてはいけない、そんなことをしたら自分がガラガラと崩れてしまうと思い込んでいました」と言います。
「怖かったですか?」 と、聞くと、
「いえ、実際、怖いことは何も起こらなかったし、弱い面や、もろいところも含めて、私は私のままでいいと思うことができました。自己否定の固まりだった自分を、少し肯定できるようになったような気がします」
とおっしゃいました。
処女をいつ卒業するかは、個人的な事情であり、これまで機会がなかっただけで、何歳であっても、まったく遅くはありません。

30代、40代以上で処女の方は特に、人一倍まじめで、努力家の方が多いように感じます。自分の楽しみは後回しにて、人のため、会社のため、家族のために時間を使ってきたのではないでしょうか。
明日からはどうぞステキな時間を過ごされることを、自分で自分に許してあげてください。