日本人女性のセックス満足度は世界最低レベル

セックス回数は日本が断トツの最下位

不思議なことですが、世界的に見て日本人は最もセックスしていない国民だといわれているそうです。コンドーム会社、デュレックスが41カ国を対象に行った調査によると、日本人のセックス回数は、年平均48回。40位のシンガポール(平均73回)に培近い差をつけられ、日本が断トツの最下位となったとのことです。セックスに満足度している男女の割合も、15%と最低です。(Durex社,”2005 global sex survey report”)
回数が少ないから満足度が低いのか、満足度が低いから回数が減るのかその因果関係は、ニワトリと卵のように、どちらが先とも言えないでしょう。

この調査を見て僕が感じたことは、日本人は他国とくらべてセックスに対する常識(=固定概念)が強く、パートナーにしたいことが言えないのでは?ということです。恥ずかしさや照れくささが先に立ち、セックスの新しい趣向を試す勇気もない。その結果、セックスがつまらない、単調なものとなっているのかもしれません。だから、もっと多くセックスしたいとも思わないということではないでしょうか?

  • 「夫とのセックスがマンネリでつまらない」
  • 「彼に嫌われるのが怖くて、して欲しいことが言えない」

セックスで最も重要な「コミュニケーション」が欠けているとおもいます。それでは、性生活に幸せを感じられないのも当然でですよね。

また、「セックス中にパートナーに尊重されていると感じる」日本人女性の割合は19パーセントと、参加国中飛びぬけて低い。ブラジルやオランダでは80%以上の女性が「イエス」と答えていることを考えると、日本人女性がいかに「幸せなセックス」から遠いところにいるかわかります。

セックスは面倒くさい?

若者の「セックス離れ」も顕著です。
全国の中学、高校、大学生の男女に、「性的なことに関心があるか」と尋ねたところ、「ある」と答える学生が99年を境に、男女とも急激に減っているそうです。「性的なことに関心がある」と回答した男子高校生は99年に90・5%でしたが、05年には78・5%に減少。女子高校生も同じく、76・9%から54・8%と急激に減っています(財団法人日本性教育協会)。「関心がない」と答えた男子学生たちには、「モテない」「相手がいない」という実際的な問題よりも、「めんどくさい」「気持ちよくない」とセックスそのものを嫌う傾向が目立ちます。「恥をかきたくない」「二次元に嫁がいるから」「生身の女性は不潔で気持ち悪い」「勉強やアルバイトで疲れ果て、その気になれない」「子どもができても養っていけないので、セックスできない」など、オタク化や将来への不安が、若者たちの性行動に影響を与えていることもあるようです。

しかし、「セックスに関心がない」=「性欲が無い」というわけでもないようです。
男子学生の約8割は「アダルトビデオを見る」経験があり、その多くが、インターネットなどで無料のアダルト動画を日常的に鑑賞しているといわれます。一昔前まで、中高生の男子が「女性の裸」を見る機会はほとんどなかったと思います。せいぜい、友人同士でヌード雑誌を回し読みする程度。しかもそれは、今のAVとは比較にならないほどおとなしい内容のものでした。テレビや映画などで、ちらとでも女優が脱げば、大興奮したものです。若者の性への関心が低くなってきた99年といえば、各家庭にインターネットが普及し、学生が携帯電話を持ち始めたころです。その学生が生まれた80年代には、すでにAVがレンタルビデオ店の店頭に並んでいました。

セックスについての知識を「アダルトビデオ」で得ていると回答したのは、男子高校生で42・8%、男子大学生では63%にものぼります。経験が無くても、AVを見れば、セックスがわかったような気になってしまいます。
「ガンガン腰を振って、激しくしたほうが女性は感じる」
「口ではイヤと言っていても、本当は気持ちいいはずだ」
など、アダルトビデオによる悪影響は、計り知れないものがあると思われます。
もはや、一般的な男性にとってアダルトビデオのセックスは頭の中に刷り込まれている事実なのでしょう。

僕は、生身の男女のセックスとAVはまったく別物だと思っています。AVは言うまでもなく、男性による、男性のためのエンターテイメントなのです。そこでのセックスは視聴者のためのショーであり、決してドキュメンタリーではありません。AV=商品を売るために、制作会社や監督は、どうすれば男の興奮をあおることができるか、刺激に富んだ映像を撮ることができるかを考え抜いているのです。だから煌々とライトを性器の結合部分に当てて、アクロバットな体位を繰り広げるわけです。女性も激しいピストン運動に連動して、身体を痙攣させます。意外にほとんどの作品は予定調和に進行していって、最後は女優さんの顔に精液をかけてフィニッシュを迎えることになります。

彼に精液を顔にかけられるのが嫌です

何人かの女性から、「彼からいつも精液を顔にかけられるのが嫌だ」という悩みを相談されたことがあります。特に精液が眼に入ると危険も大きいのです。なぜかというと精液は本来、受精するときに卵子と結合するために、タンパク質を溶かす成分を出しています。したがって眼に入ってしまうと、角膜を傷つけてしまうのです。とにかく、AVを教科書にセックスをするのは、ジャッキー・チェンのアクション映画を真に受けて、窓から飛び降りるのと同じくらい、バカバカしいことです。しかも、男性は痛い目にあわない分だけ、自分がどれだけめちゃくちゃなことをしているか、気づくこともありません。AVを鑑賞する際、男性は『作り物』であることを決して忘れてはならないと思います。

また、AVが女性に与える影響も見逃してはならないです。セックスの際、女性はこういうふうに振舞うものと、男性が作ったステレオタイプにのみ込まれてしまう危険性があるからです。セックスの反応もリアクションも、本当は人それぞれのはずです。声を上げると気分が盛り上がって楽しいという人もいれば、静かに自分の感覚に集中したほうがより深い快感を得られるという女性もいるでしょう。経験や、相手との関係によっても変わって当然なのです。
にもかかわらず、9割以上の女性は、セックスの最中に決まって、「イヤ」「やめて」「恥ずかしい」などと言います。本当はセックスしたくても「イヤ」、気持ちよくても「やめて」、楽しくても「恥ずかしい」と言っていては、男性とのコミュニケーションがうまくいくはずがないですね。8割以上の女性が、セックスの際に演技をしているという調査もあります。

難しい問題ですね。このブログでは引き続きこの問題について考えてゆきたいと思います。

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>30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の、3人に1人は処女といわれています(性経験のない女性の割合は、25~29歳で32.6%、30~34歳で31.8%〈2015年厚生労働省出生動向基本調査〉)。

恋愛もセックスも自由な今、3人に1人という数字は意外と多いと感じられる方が多いかもしれません。
「機会がない」「セックスしてもいいと思うような相手がいない」「その気になれない」など、その理由はさまざまですが、実は少なくない女性が「男性嫌悪や不信」「性的なトラウマ」「痛みや出血への恐怖」などの悩みや不安を抱えていることはあまり知られていません。

年齢を重ねれば重ねるほど、処女の十字架は重く女性にのしかかっていきます。
ある40代の女性は、処女であることについて、「40歳でバージンなんて正直気持ち悪いし、引くと思います。だからこれは、絶対誰にも言えません。私ひとりで抱えるしかない最重要機密です」とおっしゃっていました。
処女という十字架を背負っているのは、決してあなただけではないのです。

女性用風俗ムツゴトのお客様で30代のバージン女性、仮にA子さんとします、はこんなことをおっしゃっていました。
「私は処女、恋愛経験もゼロで、彼氏がいたこともありません。仕事に追われて、家に帰って寝るだけの生活。自信が持てなくて、家庭を持つ女性にいつも劣等感を感じていました。このまま異性と一切無縁の人生を送るかと思うと、絶望的な気分になります」

常に『女性としての自分に自信が持てない』『消えてなくなってしまいたい』という強迫観念にかられ、未経験であることについて、なんとも説明しがたい心のわだかまりがあったとA子さんは言います。
ベッドの中で抱き合った後、A子さんは「ずいぶん久しぶりに、人に甘えたような気がします」
と、ため息を漏らしました。

A子さんは、「『女』を出してはいけないと、ずっと自分に言い聞かせてきました。人に頼ったり、甘えたりしてはいけない、そんなことをしたら自分がガラガラと崩れてしまうと思い込んでいました」と言います。
「怖かったですか?」 と、聞くと、
「いえ、実際、怖いことは何も起こらなかったし、弱い面や、もろいところも含めて、私は私のままでいいと思うことができました。自己否定の固まりだった自分を、少し肯定できるようになったような気がします」
とおっしゃいました。
処女をいつ卒業するかは、個人的な事情であり、これまで機会がなかっただけで、何歳であっても、まったく遅くはありません。

30代、40代以上で処女の方は特に、人一倍まじめで、努力家の方が多いように感じます。自分の楽しみは後回しにて、人のため、会社のため、家族のために時間を使ってきたのではないでしょうか。
明日からはどうぞステキな時間を過ごされることを、自分で自分に許してあげてください。