女性の自己肯定感に対して、男性との性的な触れ合いがどう影響するのかということに関する考察

カオルです。

男性との性的な触れ合いが「女性の自己肯定感や関係性にどのように影響を与えているのか」、リピーターさんから頂いたメッセージをもとに考えを整理してみます。

なぜ性的な触れ合いが重要かというと、僕が同じ女性の方に、カウンセリングでただお話しを聞いているだけでは、こうはならないと考えるからです。

40代リピーターさんからのメッセージ

女性の自己肯定感、自分と他人からの評価って?自己肯定感、女風始めるまで意識せず生きていました(笑)利用始めてからずっと振り回されています。ムツゴト初めて利用した日の帰りは自己肯定感をすごく感じたのを今でも鮮明に覚えています。

でも、リピートするにつれて乱高下するように。。

夫から言われた私の体に関する事、セックスを嫌がられた時の態度。大好きだったからズタボロに傷ついたの忘れたフリしてたな。

性的なことを誰とどういう形態でしようが、無意識に空気を読んで我慢したり合わせてたんだなって。

楽しそうで私に向き合ってくれてると感じられたときは大丈夫そうで、ないと感じた時は肯定感がだだ下がりして、すごく落ち込んじゃいます。

ただ1人だけ、一緒にいるときも、バイバイした後も自分の事が好きだなと思わせてくれる人がいます。ポンコツな容姿で嫌になると泣いた時、「僕にもコンプレックスはあるけど、それを気にして後ろ向きな人なら嫌でしょ?そのままで良いんだよ」と言われました。男の人から受けた傷は男の人でないと癒せないのですね。

女風利用でも性的な事を言うのは気後れする私なのに、これをしたい、あれをして欲しい、私といる時は〇〇しないでと伝えて、全部叶えてもらったら、私を丸ごと受け入れてもらえた安心感を得ました。

自分の事が好きだなんて言えるなんて奇跡のようです。

私の結論:自己肯定感は最終的には自分次第ですが、それを得る過程において、異性からの精神、肉体面、両方の助けがないと私一人ではどうしようもできない。

僕はムツゴトでどんなスタンスで女性の方に接しているのか?

お客さんである女性の方が経験してきたこと、感じてきたことを、そのまま(フラット、同じ目線で)理解しようと意識しています。どのポイントで深く傷つき、自己肯定感を見失ってしまったのか、、

難しいのは、踏み込んで(深く共感)しまうと、僕にも少なからずダメージが降りかかってしまうことです。

時間がかかっても「そのままで良いんだよ」という僕の気持ちが女性の方に通じた時、出会って少しでも楽になったと言ってもらえた時は、よかったなって思えます。

男性の存在が、女性の自己肯定感に与える影響

ポジティブな影響

受け入れと安心感:

僕の経験では、性的な触れ合いが女性に対して自己受容感をもたらしていると感じています。

先ほどのリピーターさんも男性から「そのままで良いんだよ」と言われたことで、自分の容姿や内面に対するネガティブな感情が和らぎ、自己肯定感が高まったとおっしゃっています。

性的な触れ合いは、肯定的なフィードバックを直接的に伝えることが出来るから、より受け入れられていると感じるのかもしれません。

希望を伝えることによる自己肯定感の向上:

特に性的な要望は、それを伝えること自体にハードルがあります。男性に受け入れられることで、自分の欲望やニーズが正当(あるいはおかしいことではない)なんだと感じることができ、これも自己肯定感の向上に繋がっていると思われます。

性的な欲望を尊重されることで、自分自身(あるいは自分の身体)を大切に感じることができます。

ネガティブな影響

否定的な経験の影響:

僕は身体に関する否定的なコメントや、セックスを嫌がられた経験が大きな傷となり、自己肯定感を著しく低下してしまった女性に出会ってきました。性的な場面での拒絶や批判は、自己価値を大きく損ない、深い心理的な傷を生むのだと感じています。

感情の乱高下:

性的な触れ合いを通じて一時的に高まる自己肯定感が、持続せずにその後に大きく低下することがあります。これは、相手の反応や態度に大きく依存しているため、安定した自己肯定感が得られにくいのかもしれません。

これは非常に難しい問題で、男性側の対応や、女性の方の心の持ちようであったり、あるいは社会的な常識(女性を縛っている通念)だったりして、ケースバイケースで複雑に絡んでしまっています。

罪悪感という観点で、過去考察したのがこちらの記事です。

性的な触れ合いが、互いの関係性に与える影響

ポジティブな影響

絆の強化:

性的な触れ合いは深いレベルでの親密さと信頼を育みます。相手と感情的・肉体的に繋がることで、強い絆が形成され、関係が深まることが期待されます。

オープンなコミュニケーションの促進:

性的な欲望やニーズをオープンに話し合うことで、関係全体がよりオープンで信頼に満ちたものになる可能性があります。ほとんどの女性の方は、性的な話題について誰かと(例えば女性同士ですら)話すことはないので、自分の気持ちや希望を伝え、それが受け入れられることで、関係が強化されます。

ネガティブな影響

依存のリスク:

性的な触れ合いを通じて一時的に得られる自己肯定感に依存してしまうリスクがあります。自己肯定感が性的な関係に大きく依存していると、それが安定しないと感情的な不安定さが生じやすいです。

不安定な関係:

性的な触れ合いが不安定な自己肯定感をもたらす場合、関係自体も不安定になりやすいです。相手の態度や反応に敏感になりすぎ、関係が一方的なものになるリスクもあります。これは稀な例ではありますが、このような不安定な気持ちを払拭したいからか、ご利用してからしばらく経って、ひどいことを言われる方もいらっしゃいました。

総合的に想うこと

ムツゴトを始めたころ、僕はどういうポリシーでこのお仕事をやってゆけばいいのか、思い悩みました。女性にとって、性的な触れ合いが自己肯定感を大きく左右する重要な要素であるとすると、サービス提供者側にも責任があると感じたからです。

僕は女性の方が自己肯定感を高めるために、性的な触れ合いが重要視していることを理解しています。過去に受けた傷があったとしたら、それは心に深く刻まれているから、僕ができることは、できる限りそれを受け入れ、安心してもらうことだと思っています。

一方で、僕もただのひとりの男性であるわけですから、神様のようにすべてのことを受けとめられるはずもありません。

女性の方の希望を推察(多くの場合は言えないだろうから)して、それを受け入れられることで、自分自身を肯定できるようになるのを見守ることが、僕のムツゴトでの役目だろうと、いまのところ感じています。

お客さんはお互いに本名も知らないですが、心のうちを共有して、性的な触れ合いを通じて、楽しい思い出がたくさん積み重なることは、僕自身にとってもみたされることです。

縁あって出会った女性の方が、自分自身を好きになる手助けができることに、少しだけでも貢献できたらいいなと思っています。

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>30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の、3人に1人は処女といわれています(性経験のない女性の割合は、25~29歳で32.6%、30~34歳で31.8%〈2015年厚生労働省出生動向基本調査〉)。

恋愛もセックスも自由な今、3人に1人という数字は意外と多いと感じられる方が多いかもしれません。
「機会がない」「セックスしてもいいと思うような相手がいない」「その気になれない」など、その理由はさまざまですが、実は少なくない女性が「男性嫌悪や不信」「性的なトラウマ」「痛みや出血への恐怖」などの悩みや不安を抱えていることはあまり知られていません。

年齢を重ねれば重ねるほど、処女の十字架は重く女性にのしかかっていきます。
ある40代の女性は、処女であることについて、「40歳でバージンなんて正直気持ち悪いし、引くと思います。だからこれは、絶対誰にも言えません。私ひとりで抱えるしかない最重要機密です」とおっしゃっていました。
処女という十字架を背負っているのは、決してあなただけではないのです。

女性用風俗ムツゴトのお客様で30代のバージン女性、仮にA子さんとします、はこんなことをおっしゃっていました。
「私は処女、恋愛経験もゼロで、彼氏がいたこともありません。仕事に追われて、家に帰って寝るだけの生活。自信が持てなくて、家庭を持つ女性にいつも劣等感を感じていました。このまま異性と一切無縁の人生を送るかと思うと、絶望的な気分になります」

常に『女性としての自分に自信が持てない』『消えてなくなってしまいたい』という強迫観念にかられ、未経験であることについて、なんとも説明しがたい心のわだかまりがあったとA子さんは言います。
ベッドの中で抱き合った後、A子さんは「ずいぶん久しぶりに、人に甘えたような気がします」
と、ため息を漏らしました。

A子さんは、「『女』を出してはいけないと、ずっと自分に言い聞かせてきました。人に頼ったり、甘えたりしてはいけない、そんなことをしたら自分がガラガラと崩れてしまうと思い込んでいました」と言います。
「怖かったですか?」 と、聞くと、
「いえ、実際、怖いことは何も起こらなかったし、弱い面や、もろいところも含めて、私は私のままでいいと思うことができました。自己否定の固まりだった自分を、少し肯定できるようになったような気がします」
とおっしゃいました。
処女をいつ卒業するかは、個人的な事情であり、これまで機会がなかっただけで、何歳であっても、まったく遅くはありません。

30代、40代以上で処女の方は特に、人一倍まじめで、努力家の方が多いように感じます。自分の楽しみは後回しにて、人のため、会社のため、家族のために時間を使ってきたのではないでしょうか。
明日からはどうぞステキな時間を過ごされることを、自分で自分に許してあげてください。