ねえねえカオルさん、たくさんの女の人と寝るのは楽しいの?

1,000人以上の女性経験から僕が得たこと

女性向け【経験人数1000超えが到った境地】とろけるセックスの秘密

女性向け風俗ムツゴトのカオルです。

2015年に女性向け風俗ムツゴトをオープンしてから5年が経ちました。
ムツゴト設立前にも、インターネットで性の悩みを聞くボランティアをしていたので、それも含めると、10年以上、ほぼ毎日女性とお会いしてベッドを共にするという生活をしています。

以前、ある女性から、
「気を悪くしたらごめんなさい。素朴な疑問なんだけど……」
と前置きされた後、こんな質問をされました。
「たくさんの女の人と寝るのは楽しい?」

しばらく考えて、僕はこう答えました。
「単に楽しいかと言われるとそうでもありません。もちろん、僕も男性だから、いろんな女性としたいという気持ちもありました。特に最初の頃は」

正直に告白すると、だいたい200人目くらいまでは、次々と女性に求められることで、天狗になっていた部分がありました。
Excelで表を作り、それぞれの女性ごとに課題を管理、女性の性欲の周期に合わせて、お会いするタイミングを調整していたほどです。

経験人数が200人を超えた頃に、僕が至った境地

でも、経験人数が200人を超えた頃、そんなことをするのが、急にバカらしくなりました。
女性のセックスの気持ち良さを100とすれば、男性なんてせいぜい10程度。『あぁそうか、自分の快楽を求めても、大したことはないんだ。それより、女性に良くなってもらう方がずっとすごいことなんだ』と気付いたのです。
 それから、自分の性欲や快感の優先順位がガクンと下がりました。
 優先順位一位は、女性の気持ちよさ。自分が楽しさや快楽は、優先順位の4番目か、5番目くらい。その方がずっと喜んでもらえるし、自分も気持ち良いのだと痛感しました。

すべての女性はセックスで深いオーガズムを得ることが出来る

女性のセックスには果てしない可能性があると、僕は思います。深遠で豊か。男性よりもずっと快が深いし、本来欲求だって強いのだと思います。

女性向け風俗ムツゴトをオープンしてからは特に、女性が本来持っている深い性欲を、いかに開放するかということをテーマに性とセックスに取り組んできました。

抱いている女性の方がオーガズムを得ると、時折、自分と相手が溶け合って、境目がわからなくなるような感覚になることがあります。
それはとても気持ちよく、心地よい、目もくらむような、すばらしい体験です。

セックスを海に例えるとするならば、僕一人では、波打ち際で遊ぶことしかできません。でも、女性と一緒なら、もっとずっと深く潜れる。息を合わせ、手と手を取り合うことで、一人では到達できないところまで、降りていけます。
その深淵こそ、セックスの本質なのではないかと思います。僕はもしかしたらそれを知るためにセックスをしているのかもしれません。

※こちらは女性スタッフのあおいさんと初めて出逢った頃のお話です。
 僕が経験数じゃないよなと理解できた頃のことを書いてくれています。

私がムツゴトをはじめたきっかけ@あおい│女性用風俗、処女・バージン専門女性向け風俗mutsugoto

女性経験が多いから良いという訳ではない

冒頭の質問に戻ると、「たくさんの」女性とするのは、決して楽しいことばかりではありません。同じことを他の男性に勧めるかと言えば、おすすめはできないです。

ただ1つ言えるのは、ひとりの人と、長い時間、一対一で愛や親密さを深めていくという、今の社会で正しいとされている生き方だけが、正解ではないということです。
あなたがもし望むなら、たくさんの人とセックスしてもいいし、もちろんしなくてもいい。

自分で決めた生き方に対して、罪悪感を覚えたり、後ろめたさを感じたりする必要はまったくありません。
それは男性でも、女性でも同じだと、僕は思います。

セックスをどのような形で深めていくかということについては、こちらの記事を読んでいただけると幸いです。

「恋愛感情がないセックスは気持ちいいはずがない」という呪縛│女性用風俗、処女・バージン専門女性向け風俗mutsugoto

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>30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の、3人に1人は処女といわれています(性経験のない女性の割合は、25~29歳で32.6%、30~34歳で31.8%〈2015年厚生労働省出生動向基本調査〉)。

恋愛もセックスも自由な今、3人に1人という数字は意外と多いと感じられる方が多いかもしれません。
「機会がない」「セックスしてもいいと思うような相手がいない」「その気になれない」など、その理由はさまざまですが、実は少なくない女性が「男性嫌悪や不信」「性的なトラウマ」「痛みや出血への恐怖」などの悩みや不安を抱えていることはあまり知られていません。

年齢を重ねれば重ねるほど、処女の十字架は重く女性にのしかかっていきます。
ある40代の女性は、処女であることについて、「40歳でバージンなんて正直気持ち悪いし、引くと思います。だからこれは、絶対誰にも言えません。私ひとりで抱えるしかない最重要機密です」とおっしゃっていました。
処女という十字架を背負っているのは、決してあなただけではないのです。

女性用風俗ムツゴトのお客様で30代のバージン女性、仮にA子さんとします、はこんなことをおっしゃっていました。
「私は処女、恋愛経験もゼロで、彼氏がいたこともありません。仕事に追われて、家に帰って寝るだけの生活。自信が持てなくて、家庭を持つ女性にいつも劣等感を感じていました。このまま異性と一切無縁の人生を送るかと思うと、絶望的な気分になります」

常に『女性としての自分に自信が持てない』『消えてなくなってしまいたい』という強迫観念にかられ、未経験であることについて、なんとも説明しがたい心のわだかまりがあったとA子さんは言います。
ベッドの中で抱き合った後、A子さんは「ずいぶん久しぶりに、人に甘えたような気がします」
と、ため息を漏らしました。

A子さんは、「『女』を出してはいけないと、ずっと自分に言い聞かせてきました。人に頼ったり、甘えたりしてはいけない、そんなことをしたら自分がガラガラと崩れてしまうと思い込んでいました」と言います。
「怖かったですか?」 と、聞くと、
「いえ、実際、怖いことは何も起こらなかったし、弱い面や、もろいところも含めて、私は私のままでいいと思うことができました。自己否定の固まりだった自分を、少し肯定できるようになったような気がします」
とおっしゃいました。
処女をいつ卒業するかは、個人的な事情であり、これまで機会がなかっただけで、何歳であっても、まったく遅くはありません。

30代、40代以上で処女の方は特に、人一倍まじめで、努力家の方が多いように感じます。自分の楽しみは後回しにて、人のため、会社のため、家族のために時間を使ってきたのではないでしょうか。
明日からはどうぞステキな時間を過ごされることを、自分で自分に許してあげてください。