触れ合うことの重要性
あなたがもし「触れ合っていますか?」と聞かれたら、
どの様なことを考え、誰のことを思い浮かべますか。
いつ、誰とを思い出しながら、少なくても良い印象を持つ相手のことを考えることでしょう。
それが人でも動物でも。
触れているときに温かさが伝わるのはもちろん、
触れた指先や肌から相手の反応が伝わってくると思います。
触れ合うことでお互いに安心感を与え合えること、これはとても素敵なことです。
また、触れ合うときに、我慢している部分を話してみることも必要で、
「ここは苦手、でもここは好き」
「今はちょっとそんな気分ではないのでまた後で」
と。
人それぞれ感じ方や気分は違って当たり前で、我慢することで安心感を得ることが難しくなることもあります。
しっかりと伝えることでパーソナルスペースの最も近いところまで受け入れてもらったり・・・
それだけでもとても素敵なことですね。
知り合ってすぐは相手のことを良く知るはずもなく、誰でも緊張するのは当たり前といえます。
会話でもいきなり核心に迫る話し方はしないですよね。
そっと話したい内容の外堀から話すように、感覚点の多い手から触れ合うなんて良いのかもしれません。
実は、手や指は口以上におしゃべりで、伝えるのも受け取ることも上手です。
触れた手に力が入っていれば緊張している状態、自然な脱力だったらリラックスしている状態、
急に軽く力が入ったら何かを感じたのかなと、様々な情報を与えてくれます。
感覚を研ぎ澄ませてみよう
聴覚・視覚・嗅覚も同じかもしれません。
ただの会話でも対面で聞くだけではなく、耳元で話したり聞いたりするのも良いと思います。
僕自身、人との距離が近くなると、優しい言葉遣いになるような気がします。
言葉を発するだけではなく息遣いも、音だけではなく吐息という振動が肌に感じるように・・・
さらにカラダの距離が密接すると相手の心音が心地よく感じます。
また、人の変化を見つけることができるから嗅覚は意外と重要な気がします。
それは、香水とかではない、何か違う感覚・・・カラダから発するフェロモンという名の香りなのかもしれません。
人肌の温度を直接的な距離で感じられると、安心感を得やすく気分が高揚することがあります。
この距離感や行動は、会話をするように触れ合うことに・・・
そう、「カラダの会話」
これが広い意味でのセックスなのではないかと思います。
ハグひとつにしても、手を繋いだままベッドへ・・・。
疲れている相手へそっと疲れた場所に手を添えること、
これは手当て・・・本当の意味での手当てと言えます。
相手への気持ちが伴うものであれば、相手の態度を読み取りそして行動すること、
これはカラダを使うものです。
だから、「カラダの会話」
あたたかい気持ちになり、ほっこり笑顔になれますね。
あなたはカラダの会話をしていますか?