カオルさん。
夜分遅くに失礼します、お久しぶりです(*^_^*)
会食恐怖症の記事を読んで、自分にも思い当たる節があると感じました。
会食恐怖症は、「社会不安障害」の一種なのではないでしょうか。社会不安障害とは、他人の視線や反応が過度に気になって、色々な場面で不安や苦痛を感じ、動悸や手の震えなどの身体症状が出るという精神障害です。私は、その治療のために、3年前までメンタルクリニックに通っていました。カウンセリングを受けたり、抗うつ薬を飲んだりしていましたが、そうした治療はあまり効果がありませんでした。それよりも、自分なりに不安を和らげる工夫をしたり、考え方を変えたりする方が、根本的な対策になると思います。
私の経験をもとに、「こうしたらいいのでは?」というポイントを書きますので、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
☆注文するメニューを前もって考えておく
「こういうお店では、これを食べる」というパターンをいくつか考えておくと、初めて行くお店でも、メニューを決めやすくなります。例えば、「季節限定メニューを選ぶ」とか、「食べやすいから、豆腐料理にする」とか…また、お店が事前に分かる場合は、グルメサイトやお店のHPを見て、どんなメニューがあるか調べることもできます。「このメニューが食べたい」というものを決めておけば、スムーズに注文できますし、食事が楽しみになるのでは?
☆奥まった席に座る
出入口やレジのそば、通路の隣など、よく人が通るところに近い席は落ち着かないものです。できれば、店内の奥の方や壁際、テーブルの端の方の席など、なるべく奥まった席に座ると、少し安心できるのでは?
☆電子マネーで会計する
お会計のとき、「落とさないようにうまくお金を出さなきゃ、もたもたしていて他の人を待たせたらどうしよう」とプレッシャーを感じますよね。お金のやりとりで手が震えてしまう経験は私にもあります。現金ではなく、なるべく電子マネーかクレジットカードで支払うようにすれば、お会計が楽になります。タッチするだけ、サインもしなくていいので、クレジットカードよりも電子マネーがおすすめです。
☆食事という目的に専念する
最後は気持ちの問題なので、なかなか難しいですが…不安のせいで、せっかくの食事を楽しめないのではもったいないですし、身体にも良くないと思います。「会食が嫌だな、他の人に変に思われたらどうしよう」というマイナス面より、「おいしいものを食べるのが楽しみだな」というプラス面を多く考えるようにすると、気持ちが楽になるのでは?そして、周りの状況や他の人の様子よりも、自分が食べているものに意識を向けて食事をすれば、おいしく感じられるようになるはずです。おいしく食べることが一番の目的だと割り切ってしまえば、他の人にどう思われるかは、あまり気にならなくなるのでは?大丈夫です、他の人はそれぞれ自分自身の食事(またはお酒)の方に気が行っていて、Tさんが考えているほどTさん(を含む他人)のことを見ていないし、気にしていないはずですよ(特に飲み会の場では 笑)