女性向け風俗ムツゴトのスタッフ、カオルです。
今日は「処女の悩み」シリーズの第4回として、49歳の方へ向けたお話です。
年齢を重ねれば重ねるほど、処女の十字架は重く女性にのしかかっていきます。
ある大規模な調査では、30~39歳の女性の、約34パーセントが性経験がないと答えています。
それ以上の年齢の方のデータは残念ながら無く、不明なのですが、30代でバージンの方が40代、50代で卒業するとはなかなか考えにくいですから、30代と同様に、30%くらいの方は未経験なのではないかと推測します。
40代、50代でも、3人に1人は処女。
処女というイバラの冠(かんむり)をかぶっているのは、決してあなただけではないのです。
今日、僕があなたにお伝えしたい事が1つあります。
それは、人は何歳からでも変われるし、遅すぎることは決してないということです。
「あきらめたら、そこで試合は終了」とは、漫画「スラムダンク」の名セリフですが、逆に言えば、諦めない限り、いつからでも逆転可能なのです。
ある40代の高齢処女の女性、仮にE子さんとしますは、こんなことをおっしゃっていました。
「44歳にして、処女、もちろん独身です。これからを独り身で過ごすことの不安に苛まされます。将来を考えると、孤独が恐ろしくてたまりません。
現実から目を背けている自分、そのことがわかっていながら、逃げている自分がいやです」
E子さんは、厳しい家庭で育ち、学生の頃は恋愛なんて御法度だったと言います。
社会人になってから、何人かアプローチをしてくる男性がいたが、あまりその気になれず、お付き合いまでは至らなかった。
これまでも、何度かお見合いをしたり、結婚相談所に入会したりしたが、処女ということが重石になって、なかなかうまくいかない。
年齢を重ねれば重ねるほど、処女が重くなっていく。こんなことなら、意に沿わない男性でもいいから、若いうちにセックスしておけばよかったと、そう言って、E子さんはため息を漏らしました。
「これまで、仕事や生活にかこつけて、恋愛やセックスにずっとふたをして生きてきました。でも人一倍憧れはあるし、欲望だって感じます。
世間の人が当たり前にできていることが、どうして私はできないんだろうと、ずっと苦しかったです。
このまま、ただひとりの男性に愛されることもなく人生を終えていくのか、誰にも触れられず、女性としての悦びはおろか、セックスすら知らずに枯れていくと思うと、恐怖とむなしさで胸が押しつぶされそうになります」
思いつめた表情で、E子さんはおっしゃいました。
はじめて身体を重ねてから数か月後、E子さんから
「まだまだ予感に過ぎませんが、恋が始まりそうな気がしています」
という報告を受けました。
「小さな、でも確かな変化が私の中で起きていていることを実感します。
カオルさんと初めてお会いしたあの日、本当に大切な一歩を踏み出せたました」
恋の効用でしょうか。目に見えて明るく、いきいきと変わっていくE子さんを見て、僕自身とてもうれしかったことを覚えています。
E子さんは、決して特別な例ではありません。
人生は可能性に満ちているし、人は何歳からでも変われるのです。