ムツゴトブログ

ムツゴト女性スタッフのあおいです。
私が女性の性やセックスについて深く考えるようになったきっかけのひとつは、前夫とのセックスレスでした。
夫のことは好きだし、仲もいい。セックスがなくても何の支障もない。周りを見渡してみてもレスで仲の良いカップルはたくさんいる。
それでも、当時の私は悩み苦しんでいました。

「レスでも平気。全然大丈夫」と自分に言い聞かせていた

元夫とは学生時代に知り合い、卒業と同時に結婚。周囲には兄妹のように仲の良い夫婦に見えていたと思いますし、私もそうあろうとずっと努力していました。
レスになったのは、結婚してしばらくたってから。週に一回だった夫婦生活が、月に一回、半年に一回となり、もう一年以上彼にふれられていないと気付いたときには、すでに修復不可能な状態でした。
セックスしようと思っても、お互いに気恥ずかしくて照れてしまう。それでもどうにかがんばろうと思っても、夫がダメ。結局、仕方がないねと、あきらめてしまいました。

レスでも、夫婦仲はいいんだから大丈夫。セックスなんて無くても全然平気。それにお互い忙しいし、疲れているし、やりたいこと、やらなきゃいけないこと、考えるべきテーマはたくさんある。
そう自分に言い聞かせていました。

抱き合って一緒に眠りたい

そんな状態が5年も続いたでしょうか。だんだんと辛くなってきてしまいました。20代後半、ちらほらママになる友達も出始め、赤ちゃんが欲しいという焦りもありました。
レスになったのは、私に魅力がないからではないか。一緒に暮らすうち、恥じらいが無くなってしまったからか。
大好きな夫に、女性として見られていない。
どうして? なぜ?
セックスまでしなくていいから、抱き合って一緒に眠りたい。身体にふれて、優しい言葉をかけてほしい。
その頃の私は、性欲というにはあまりにも切ない、そんな欲求を強く感じていました。

そのとき、もし女性向け風俗があったら

しかし、最後まで前夫に自分の気持ちを打ち明けることはできませんでした。拒絶されるのが怖かったから。自分の気持ちをオープンにできないという時点で、私たちはもう夫婦として破綻していたのかもしれません。
結局、私たちは別々の道を歩むというを選択しました。

人、特に女性は、優しく抱きしめてくれる誰かがいないと、生きるのが辛くなってしまうのだと思います。
少なくとも私はそうでした。
その頃の私は、辛いということにすら気づかないほど、肌のふれあいに飢えていました。
かといって、不倫や浮気をするような勇気もない。
当時は今のようにSNSが発達していませんでしたし、現在ほど女性向け風俗やマッサージもメジャーではありませんでした。
もし当時の私が女性向け風俗を知っていたら……。タラればの話になってしまいますが、一歩深いところで、夫婦のあり方を考えられたかもしれません。