カオルです。最近、女性の「ひとりエッチ」について考えています。ひとりエッチ、オナニーやマスターベーション、セルフプレジャーとも呼ばれるものです。ひとりエッチというと、「性欲の解消」が目的だと思われがちですが、実際にはそれだけではないと感じています。
僕は、ひとりエッチは大まかに4つに分けることができると思います。
- 高まった性欲をなだめるため
- 不安や寂しさ、落ち着きのなさを解消するため
- 寝る前の習慣的行為
- 残り火としてのひとりエッチ。前回の熱を保って、次回のセックスへ向けて期待を高めていくためのひとりエッチです。
①から④について、それぞれ解説していきます。
①は、従来からよく言われる、「性欲の解消」を目的としたひとりエッチです。
女性の性欲は、生理周期によって、ダイナミックに変化していきます。
排卵日前後や、生理前はエッチな気分になって仕方がなくて、エッチなことで頭がいっぱいになってしまう、頭がおかしくなってしまうという方も少なくありません。性欲をなだめるために、ひとりエッチをしているをしているという方も多いと思います。
次は②についてです。
寂しさや落ち着きのなさをなだめるための、「不安解消型ひとりエッチ」です。
職場で嫌なことがあったり、人間関係の憂鬱なことがあったりしたときに、ネガティブな気持ちをやり過ごすために、ひとりエッチをしているという方もいらっしゃると思います。
寂しいときや不安なとき、ぬいぐるみでも毛布でもペットなど、柔らかくて温かいものに触れると落ち着きます。
それはご自分の身体でも同じです。柔らかくて、温かいものに触れたい、落ち着きたいというのは、本能的な気持ちなのではないかなと思います。
特に今は、先の見えない世の中で、不安な気持ちで日々を過ごしてらっしゃる方も多いと思います。ひとりエッチはまったく悪いことではないし、それで気分が落ち着くなら、たくさんしてちっとも構わないと思います。
次は③。寝る前の習慣的ひとりエッチです。
ひとりエッチをすると、リラックスしてよく眠れます。
日中の頭を使ってものを考えたり、お仕事をしたりといった頭を使うモードから、睡眠に向けたリラックスモードに切り替えるスイッチになっているのかもしれません。
特にエッチな気持ちとかでなくても、寝る前に習慣的にひとりエッチをしているという女性は、意外と多くいらっしゃいます。
④は、「残火としてのひとりエッチ」です。
これが、僕が考える新しいひとりエッチの形です。
女の人はセックスで気持ちよくなると、その後、1週間くらいは身体に感覚が残ります。身体が火照ったり、ふとした瞬間に下半身がキュンとしたりします。
僕は、ひとりエッチとは、セックスとセックスの間を込めるものであると捉えています。例えばセックスをしてしばらくは、前回したことを思い出してひとりエッチをします。次回のセックスに向けて、次はどんなエッチなことをしちゃうんだろうと想像して、ドキドキしながらひとりエッチで期待を高めていきます。
ひとりエッチを行うことで、心も身体も、常に潤った状態になります。
女性にとって、いつも性器が濡れているというのは、理想的な素晴らしい状態だと思います。