ムツゴトブログ

僕が女性用風俗ムツゴトを始めたきっかけ

ある女性からこんなメッセージを頂きました。

「彼とのセックスでイけません。受け身になってばかりでは、いつまで経ってもセックスが奉仕になりそうで、なんとかしたいです。
でも、具体的にどうしてもらえば気持ちよくなれるのか解らなくて、ほしいものを伝えられずもどかしいです。誰かに手ほどきをお願いしたいと考えていました。
あと、欧米だとカップルでセックスのカウンセリングを受けたりできるのに、日本では少しでも性的な規範を外れるとふしだらとみなされてしまうので息苦しいです」

これまで、こんな女性の悩みを繰り返し聞いてきました。
なぜ、多くの男女がセックスですれ違うのか? 女性はいつまで経っても、セックスで喜びを得ることは出来ないのか?
僕はこのような問いに対して、自分自身の考えを深めるためにムツゴトを、そしてこのブログを書いているのだと思います。
このホームページをご覧の女性の方の、何かのヒントになるかもしれないので、僕自身はどのようにセックスを学んだのかについて、ご紹介したいと思います。

奥手だった僕の学生時代

僕の初体験は大学1年生の時でした。高校は男子校で、女性とは縁がなかったですし、大学4年間を通じて、お付き合いした方は2人だけです。今でもそうですが、僕はどちらかというと女性に対して積極的なタイプではありません。このような仕事をしているのに笑われるかもしれませんが、自分から声をかけたり、ナンパをしたりしたことはほとんどないです。
社会人になってすぐ結婚したのですが、いろいろな事情により別れしまいました。ずいぶん前のことなのですが、僕にとって本当につらい出来事でした。今でも自分自身の中で結婚はトラウマになっていて、正直あまり考えたくない事柄なのです。

ハワイで出会った、素敵な女性

今となってはずいぶん昔のことですが、僕のなかでセックスにおける大きな転機は、Kという女性との出会いでした。
20代後半、会社の研修でハワイのビジネススクールに半年間留学しました。講義は16時には終わってしまうという緩いカリキュラムで、毎日日が沈むまでビーチで本を読んで、夜はバーで時間を過ごしていました。
ある日のことです。ワイキキのビーチから程近いホテルの宝飾店で、お土産を探していると、スタッフの女性からいきなり、「これ、あなたに似合いますよ・・・」と流暢な日本語で話しかけられました。彼女は、ショーケースからシルバーのブレスレットを取り出すと、「ね、ぴったり」とほほ笑みました。
自分の考えをしっかりと持ち、ハキハキと物をいう彼女に、僕はひとめでひかれてしまいました。彼女はKといい、アメリカ人の父と、日本人の母を持つハーフでした。Kは日本で生まれ、中学生の時に、父親の仕事の都合でアメリカに移住。現地の大学を出て、半年前からワイキキの宝飾店で働いているそうでした。
Kはカナダ人の同僚女性とルームシェアをしており、僕はたびたび彼女たちの家に招かれるようになりました。

満月の夜に起こった、ある衝撃的な出来事

いつものように彼女たちの家で夕食をごちそうになっていると、ルームメイトの恋人が遊びに来ました。彼は30代後半、ワイキキのホテルで、コンセルジュをしていいました。落ち着いた感じでVOGUEの紙面に出てきそうなハンサムな男性でした。彼が持ってきたワインをみんなで飲み、僕はいつの間にか寝入ってしまいました。
真夜中、ふと気配を感じて目を覚ましました。
ルームメイトと彼氏はベッドで寝ており、Kは少し離れたソファで寝息を立てていました。レースのカーテン越しに、月の光が差していました。トイレに行こうと立ち上がると、ベッドの方から女性の吐息が聞こえてきて、僕は動けなくなってしまいました。下着姿のルームメイトが、彼氏のトランクスを脱がせるところでした。気付くと、僕の傍らにはKが寄り添っていていました。Kはいたずらっぽい笑みを浮かべていました。
「私たちもしようよ・・・」
それから、僕たち4人はお互い気兼ねしないで、同じ部屋でセックスするようになりました。他人のセックスを目の当たりにしたことは、僕にとって衝撃的な出来事でした。

海外の友人から学んだ、女性が気持ちいいセックス

ルームメイトと彼氏のセックスは、僕がこれまで知っていた日本のアダルトビデオのスタイルとは全く異なるものでした。
まず驚いたのは、コミュニケーションがとても豊かであることでした。
日本では、セックスの際、男性は黙々と腰を振り、女性はお決まりのあえぎ声をあげるというイメージが強いです。段取りは決まっていて男性が射精すると終わりです。
一方、彼らはセックスに最中でも笑ったり、おしゃべりをしたり常にコミュニケーションを取っていました。彼は「きれいだよ・・」などの愛の言葉と共に、どこをどうして欲しいのか問いかけ、彼女はそれに対して、「ここが気持ちいい」「こうして欲しい」と彼に伝えていました。彼はたっぷりと時間をかけて、まるで壊れやすい宝物でも扱うかのように、丁寧にルームメイトを愛撫していました。
僕には、セックスが二人の共同作業のように見えました。

彼にとってセックスは、ただ単に性欲を処理するだけのものではないようでした。
いつも相手の身体の様子を気遣い、少しでも彼女が疲れた様子を見せると、愛撫を中止して、ワインを持ってきて、ゆっくりと髪を撫でてあげるのです。間違っても、自分が射精するために、女性が痛がっていてもピストン運動続けるなんてことはしていませんでした。
「セックスとは女性が気持ちよくなるように、男性と女性が共に目指していく行為である」ということを、僕は初めて目の当たりにしたのです。

もうひとつ驚いたのは、女性はセックスでこんなにも気持ち良くなれるんだということです。彼の動き、1つ1つが、彼女の喜びを引き出していました。それは、AVで女優さんがイッタ演技をしているのとは全く別物でした。
ルームメイトがオーガズムを迎えると、そばで見ている僕もうれしくなり、おかしな話ですが、感動して涙が出そうになりました。女性の身体に秘められている可能性の奥深さをまさに目の当たりにした瞬間でした。
セックスはとても深くて、女性に気持ち良くなってもらうことは、こんなにも素晴らしいものなのかということを心の底から感じたのです。

他人と比べて初めてわかる自らのセックス

彼に比べると、僕は恥ずかしくなるくらいセックスが下手だと、ハッキリ判かりました。
そのころの僕は、挿入して10分と持ちませんでした。焦るあまり、女性の身体をゆっくり愛撫するという概念すら僕にはありませんでした。
そもそも一度セックスを始めたら、女性が気持ちいいことよりも自分が射精することしか考えていませんでした。
普通、自分のセックスを他人と比べることなんてないですよね。僕がよく使う例え話ですが、男性は「車の運転」と「セックス」は上手だと思っているそうです。二つの共通点は「他人と比べる機会が無いこと」。だから、例え下手でも、知るすべがないのです。
僕もそれまで普通の男性と同じように、自分のセックスはそこそこ上手だろうと思っていました。誰かに習う機会もなく、直接恋人にどうしてほしいか聞いたこともなかったので、AVの真似をすればいい、彼女は気持ちよさそうにしているのだから、これでいいのだろう、という程度でした。正直、しているときは興奮していて、相手の女性のことを考える余裕もありませんでした。

よく、本や雑誌などでは、「女性が絶対イク○○法」や、「気持ちいい愛撫の仕方」などが紹介されています。
ですが、僕はセックスにテクニックは全く関係ないと思います。どこをどう突くとか、Gスポットがどこかなんて、本当にバカバカしい。
それをたとえ読んで覚えたとしても、技術的に実践することはほとんど無理だと思います。
例を挙げてみましょう。あなたがある女性とセックスしていて膣の中のGスポットの1cm奥が気持ちのいいポイントだと判ったとしましょう。ではペニスでそのポイントを気持ちよく突くことは可能なのでしょうか?固さを維持して、身体をよじる彼女に合わせて一定のリズムでその部分を刺激する必要があります。彼女がちょっと膣口を絞めたらすぐにイってしまうかもしれません。本を読んで遣り方を覚えても実践することは極めて困難です。
そもそも、女性は一人ひとり気持ちのいい場所は違うし、もっと言うと同じ女性でも、その日の体調や、気分によって気持ちいいポイントは変わってきます。ノウハウに走るのは、男性の自信の無さの表れであり、結局何も目の前の女性を何も知ろうとしていない、コミュニケーションをないがしろにしている証拠だと思います。

根本的な早漏の治し方

早漏で悩んでいる男性は多いと思います。男性器の包皮を鍛えて(!)感覚を麻痺させて持続性を高めようなど、涙ぐましい努力をされたかたもいるでしょう。でも男性は視覚的に興奮する生き物なので、多少皮を厚くしても早漏を治すことは難しいのです。

でも、女性が気持ちいいセックスをしていると、早漏は自然と治ります。
一旦自分の性欲をゼロにします。そして女性が気持ちいいことを優先させること。
女性の息遣い、掌の温かさ、肌をしっとり覆う汗、心臓の鼓動、膣の中がかすかに痙攣する様など、女性の反応の細かな部分を肌を通じて感じるようにするのです。
僕はプロなので、例えば射精のタイミングや、男性器の硬さをコントロールすることができます(フル勃起を100%の硬さとすると、70%、50%、30%に調節可能)。
射精についてもそうです。何時間もイカないまま、勃起を維持することができるし、もし女性が願えば、すぐにでも射精できます。
テクニックと言えばそうかもしれませんが、女性の気持ち良さを優先しようと思えば、自ずからできるようになると思います。
念を押しますが、射精コントロールができるようになるというテクニックを習得すればいいのではないです。女性が痛いのに長時間挿入しているのでは意味がありません。あくまでも女性を優先して、男性が自分の性欲を一旦捨てて、その結果そうなるようになったということに過ぎないのです。

どうしたらセックスが上手になるのかという問い

「自分はセックスが下手だ」という事実は、僕の自尊心をかなり傷つけました。それ以来、どうすれば上手になるのかと、自分なりに考えるようになりました。「セックスが上手になる10の法則」とか「女性をイカセる方法」など、多くの書籍を読みあさりましたが、まったく役に立ちませんでした。
それは「技術」を習得すればいいのではないのです。女性・そして「考え方」を根本から変えなくてはならないのです。
先ほどセックスのノウハウ本は役に立たないといいましたが、ある視点では必ずしもそうではありません。良書は、「女性に合わせること」「ゆっくりと時間をかけて愛撫すること」と言うことが繰り返し述べられています。
そうなのです、これがセックスが上手になるすべてなのです。僕は単にこの2点を実践しているにすぎません。セックスが上手になる難しい理屈とかテクニックはもともと存在しないのです。
どちらかと言うと、そのことが判っていても実行できない男性側にすべての問題があるということが、僕がこれまでの経験で出した結論です。
なぜそうなのかというと、「男性は性欲に支配されているからではないか」と思い至るようになりました。
射精したいがために、大好きな女性の可能性を引き出せない、彼女がオーガズムに達する前に、果ててしまう・・・。それはとても残念なことに思えます。

開放的な、ハワイでの出来事

当時の僕にとって、4人でのセックスはリラックスできて楽しいものでした。ほかのカップルと一緒にセックスするというと、いわゆるスワッピングのような変態行為、後ろめたくて、いやらしくて、淫靡な雰囲気・・・を想像するかもしれませんが、実際はとても平和で健康的で、まるでピクニックのようでした。
お酒を飲みながらおしゃべりをし、気が向いたらセックスする。僕ら4人の間では、性欲は恥ずかしいものでも、隠さなければならないものでもありませんでした。
僕はよく、Kの家に遊びに行きました。Kと2人で、ルームメイトと3人で、ルームメイトの彼がいるときは4人でセックスをしました。
セックスが「特別」なものでなくなるにつれ、「射精」への執着が徐々に薄れていくのを感じました。「射精」より、目の前の女性の気持ち良さを引き出すほうが、ずっと満足度が高いし、僕自身も気持ちがよいのだと気付いたからです。
女性は本当に気持ちよくなると、いわゆるイキっぱなしの状態になります。オーガズムが絶え間なく続き、降りてこられなくなるのです。
そんなときは、僕もとても気持ちいい。射精の快感なんて、どうでもよくなるくらいの喜びがあります。
「どうしたらセックスが上手になれるのか?」という冒頭の答えは、ここにあると思います。
女性の性感は、男性が想像もできないくらい深く、豊かです。男性である僕も、女性から「おすそ分け」をもらえば、その深い性感の一端にふれることができます。射精を手放して、女性の気持ちよさを追求していく。そうすれば、自然とセックスは上手になるし、男性自身もより深い快感を得られるのだと思います。
僕ができることは限られていると思います。すこしでも多くの女性の方が、ご自分の身体に秘められている可能性に気付いてくれたらいいなと感じています。

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「カオルは、なぜこのビジネスを始めようと思ったのか」
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