多くの女性は、実はセックスの上手な男性を捜している
女性向け風俗、ムツゴトのカオルです。
多くの女性はセックスの上手な男性を捜しています。
セックスがうまいとは、AV男優さんのようにおちんちんが大きくて立派であるとか、勃ちがいいとか、長持ちするとか、そういうことでは決してありません。
セックスがうまいとは、「女性を気持ちよくすることができる」の一点につきると、僕は考えています。
でも現状、女性の欲望を叶えるセックス上手な男性は、極めて限られるように感じます。
「セックスが上手な男性」は、なぜ少ないのか?
結論から言うと、女の人を良くしようとしてセックスをしている男性が、ほとんどいないからだと思います
「セックスの目的=射精」
になってしまっていて、女の人を良くしようという概念自体がないのです。
女性と話していると、
「彼とのセックスが痛い」
「私が気持ち良くなる前に射精してしまう」
「生理だからとセックスを断ったら、『じゃあ、口でして』と言われた」
「射精したらすぐに寝てしまって、まるでオナニーの道具にされているように感じる」
という話をよく聞きます。
そのような男性をかばうわけではないですが、彼らも、普段はきっと優しいし、思いやりある、ステキな男性なのだと思います。
にもかかわらずなぜ、ことセックスになると自己中心的になってしまうのでしょうか?
なぜ男性は女性が気持ちよくなれるセックスが出来ないのか?
男性にとって、セックスの難しさは2つあります。
1つは、射精への誘惑
2つは、セックスにはハウツーが通用しない
ということです。
それぞれについて解説します。
1)射精への誘惑
僕も男性だからわかりますが、射精の快感というのは、相当に強烈なものです。
一度射精に向けてスイッチが入ってしまうと、射精への衝動で頭がいっぱいになってしまって、出すこと以外、何もかもがどうでも良くなってしまいます。
自分の欲望で精一杯で、相手の女性を気遣う余裕なんてありません。
鼻息荒く、目はギラギラとして、まさしくブレーキの壊れた暴走列車です。
極論だとは思いますが、セックス上手になるためには、射精を捨てるしかないと、僕は考えています。苦しい選択ですが、僕の経験から、射精に関しては、100かゼロしかあり得ません。
射精の快楽を手放し、次のステージに上るということです。
2)セックスにはハウツーが通用しない
雑誌やインターネットなどには、「女性をイカせる○○法」「女性が気持ちよくなる○○スポット」などのノウハウが溢れています。様々な体位や、潮を吹かせる方法、女性をその気にさせる言葉責めなどです。
特に男性はノウハウが好きなので、このような記事が多いのだと思います。
僕が10年以上、1000人を超える女性と枕を交わしてわかったのは、女性が気持ち良くなれるポイントは人それぞれで、これをやれば女性はイケるという、絶対的な方法は無いということです。
目の前の女性に合わせたセックスをしなければ、女性はちっとも気持ちよくなれません。
Gスポットやポルチオを突けばイクという話では、まったくないのです。
こんなことに注意しなくてはならない
なぜなら、同じ女性でもその時の体調、気分などによって感じ方が大きく変わってくるからです。
特に生理周期は女性の性感に多大な影響を与えます。
例えば生理が終わったばかりで、あまりセックスをしたくないと思っている時期は、どんなに男性が頑張っても、あまり乗り気になれず痛いばかりです。
逆に排卵日を中心とした2~3日間は下半身がズキズキしてきます。
中には、セックスのことしか考えられないくらいの強い性欲を感じる女性もいます。
女性の性経験も、気持ちよさに大きな影響を与えます。
経験が少ない女性の場合、女性自身も気持ちよさが判らないということもあります。
緊張で身体がこわばっていれば、性器も固くなっているから、無理に入れようとしても痛いだけです。
経験が少ない女性で、緊張感が強い場合は、とにかくリラックスしてもらうことが大切です。
そのためにも、時間をたっぷりかけて、ゆっくりと愛撫する必要があります。
具体的には、手のひらをできるだけ女性に密着させることです。手のひらをぴたっりとつけて、大きなスライドで撫でながら、女性の身体の反応を読み取っていきます。
体温は上がっているかどうか。
汗をかいているいるかどうか。
気持ち良くなると下半身に鳥肌が立つ女性もいます。
そのほかにも、声や膣内の濡れ具合、呼吸の乱れなども大きなヒントになります。
女性の身体が発しているサインを全体として読みとることが出来れば、今どのような状態にあって、どうして欲しいのかということがわかってくると思います。
女性が気持ちよくなれるセックスのまとめ
セックスが上手な男性が極めて少ない理由は二つです。
一つは射精への誘惑
二つは、セックスにはハウツーが通用しないこと。
射精への誘惑を断ち切るのが第一歩。
第二歩として、女性の身体の反応を敏感に察知した、冷静でフレキシブルな対応が求められます。
僕は「セックスの目的は、女性に気持ちがよくなってもらうこと」だと思っています。
女性に気持ち良くなってもらうことは、男性にとっても、ただ射精して終わってしまうよりもよほど満足感と達成感があるはずです。
男性にとってはイバラの道ですが、それを踏まえても、セックスが上手になることのメリットは非常に大きいと、僕自身日々実感しています。