女性であることを苦しんでいる方

トラウマに苦しんでいらっしゃる方

カオルです。僕がこの仕事をはじめて判ったのは、世の中には人知れず性的トラウマに関する悩みを抱えている女性が想像以上に多いということです。最近やっとメディアでも取り上げられるようになりましたが、実態ははるかに深刻です。おそらく被害を公に出来ているのはほんの一部であり、ほとんど場合被害を届けるどころか、両親にすら話すことが出来ていないようです。特に加害者が近親者であった場合、その苦しみはさらに内面化してしまうことになります。
「誰も語らない、子どもの「性的虐待」の現実」東洋経済
そして、その苦しみは想像を絶するように長く続いてしまうのです。あるお客様は小学校の頃に知らないおじさんから受けた性的なトラウマのため、成人してからも男性を一切受け入れることが出来ず、40歳になるまで男性経験はありませんでした。恋愛すること、結婚して子供を設けるなど女としての夢をあきらめていて、完全に将来を悲観してしまっていました。

オンナであることを捨てたいとすら考えていました

もうひとつ大きな問題は、被害者であるにも係わらず自分自身を責めてしまっていることです。例えば、自分にも隙があったから悪いんだとか、あの時あのような暗い道を通ってしまった自分が悪いとか、少し露出が高い服を着ていたから私が悪いとか・・・。これからご紹介する僕のお客様も自分自身を責めてしまっていました。

20代会社員のお客様からのメッセージ

■ご利用されたきっかけ

昔、性被害にあったことで悩んでおり、最近また嫌なことがあったので利用させて頂く決心をしました。こちらの存在は以前から存じており、ブログの内容等にも共感しておりましたので、悩みを聞いて頂けると思いました。

■ご利用頂いて何か変わりましたか?男性スタッフについて

どんなに性別を捨てたくても、それは無理なんだなぁと分かりました。今までは、如何に自分の性別を殺せば被害に合わないのかと悩んでいました。でも女性を物のように扱う人達に対しては何をしても無駄だし、女性である自分を受け入れて、出来れば楽しむしかないんだと思うと、少し楽になったような気がします。諦めがついたというより、自然な自分を受け入れようと感じることができました。カオルさんに当たり前に尊厳ある人間の女性として扱って頂いて、嬉しいと感じ、女性でいることも悪くないかなと前向きになれたからだと思います。
カオルさんは自然体でいさせてくれるというか、女という性を丸ごと受け止めてくれるような安心感のある素敵な方でした。こんな男性もいるんだな、と思えて良かったです。

■今後のご希望など

今後の方向性についてのブログを拝見しました。確かに照れもあるので性的な要望は直接は言いにくいと思います。当日の要望について、プルダウンして選択できるようなシステムがあると伝えやすいと思いました。自分で言う・書くより、提示されているものから選ぶ方がハードルが下がります。また、自分の発想の中にはないものでも、選択肢として与えられればピンとくるものを選べて、自分の傾向の発掘に繋がるのではないかと思います。

HPについて、今の上品なデザインとても素敵だと思います。今のページからリンクで「もう一歩踏み込んでみたい方へ」みたいなページに飛べるようにして、刺激の強いページと分けるのは如何でしょうか。管理は大変だと思うのですが。。そうしたら今までの感じが好きな方や初めてHPに来てみた方にも今まで通りの安心感を与えられると思います。気分によって、又は慣れてきたら、刺激強めのページも楽しめるのではないでしょうか。
これからも是非、女性の拠り所でいてください。

なぜ女性が苦しまなければならないのか

いつもそうですが、このようなお客様にお会いすると、あまりにも自分が無力だということを思い知らされます。結局のところ僕も男性であって無関係であるとは言えないのです。問題はかなり深いところにあると思います。

何度も何度もあなたは悪くないと伝えるようにしています。あたり前のことなのだけれど、あなたは悪くないのだと・・・言い聞かせるようにしなくてはならないのです。

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>30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の、3人に1人は処女といわれています(性経験のない女性の割合は、25~29歳で32.6%、30~34歳で31.8%〈2015年厚生労働省出生動向基本調査〉)。

恋愛もセックスも自由な今、3人に1人という数字は意外と多いと感じられる方が多いかもしれません。
「機会がない」「セックスしてもいいと思うような相手がいない」「その気になれない」など、その理由はさまざまですが、実は少なくない女性が「男性嫌悪や不信」「性的なトラウマ」「痛みや出血への恐怖」などの悩みや不安を抱えていることはあまり知られていません。

年齢を重ねれば重ねるほど、処女の十字架は重く女性にのしかかっていきます。
ある40代の女性は、処女であることについて、「40歳でバージンなんて正直気持ち悪いし、引くと思います。だからこれは、絶対誰にも言えません。私ひとりで抱えるしかない最重要機密です」とおっしゃっていました。
処女という十字架を背負っているのは、決してあなただけではないのです。

女性用風俗ムツゴトのお客様で30代のバージン女性、仮にA子さんとします、はこんなことをおっしゃっていました。
「私は処女、恋愛経験もゼロで、彼氏がいたこともありません。仕事に追われて、家に帰って寝るだけの生活。自信が持てなくて、家庭を持つ女性にいつも劣等感を感じていました。このまま異性と一切無縁の人生を送るかと思うと、絶望的な気分になります」

常に『女性としての自分に自信が持てない』『消えてなくなってしまいたい』という強迫観念にかられ、未経験であることについて、なんとも説明しがたい心のわだかまりがあったとA子さんは言います。
ベッドの中で抱き合った後、A子さんは「ずいぶん久しぶりに、人に甘えたような気がします」
と、ため息を漏らしました。

A子さんは、「『女』を出してはいけないと、ずっと自分に言い聞かせてきました。人に頼ったり、甘えたりしてはいけない、そんなことをしたら自分がガラガラと崩れてしまうと思い込んでいました」と言います。
「怖かったですか?」 と、聞くと、
「いえ、実際、怖いことは何も起こらなかったし、弱い面や、もろいところも含めて、私は私のままでいいと思うことができました。自己否定の固まりだった自分を、少し肯定できるようになったような気がします」
とおっしゃいました。
処女をいつ卒業するかは、個人的な事情であり、これまで機会がなかっただけで、何歳であっても、まったく遅くはありません。

30代、40代以上で処女の方は特に、人一倍まじめで、努力家の方が多いように感じます。自分の楽しみは後回しにて、人のため、会社のため、家族のために時間を使ってきたのではないでしょうか。
明日からはどうぞステキな時間を過ごされることを、自分で自分に許してあげてください。