男性には全く理解できない、女性特有の心理状態
女性用風俗ムツゴトのカオルです。
今日は、「友達だったら大丈夫だけど、恋愛を意識すると男性が怖くなってしまう」という、女性の特有の複雑な気持ちについて、考えてゆきたいと思います。
皆さんは、カエル化現象という言葉を聞いたことがありますか?
片思いしていた相手が振り向いてくれた途端に、興味を失ったり気持ち悪く感じたりすることを意味する、、心理学用語の1つです。
カエル化現象について
男性経験が少ない
自己評価が低い女性に起こりやすいと言われています。
女性向け風俗で僕が得た結論とは
女性向け風俗というこの仕事を通じて、カエル化現象の女性に数多く出会ってきました。 僕が達した結論は以下です。
- 男性はセックスを意識すると、相手の女性は性欲の対象物になってしまう
- 男性は「恋愛感情+性欲」はセットになっていて、性欲には攻撃的な性質=刃が内包されている
- 女性はその男性が怖いのではなく、男性が女性に向ける性欲の刃に恐怖している
女性向け風俗にいらしゃった20代のお客様の事例
このテーマについて、僕のお客様で、20代後半でバージンのJさんが興味深いことをおっしゃっていました。
Jさんは明るくて、社交的で男友達もたくさんいるけれども、恋愛を意識すると、急に男性が怖くなってしまうと言います。
これまでにも何度か告白されたり、お付き合いをしたりした経験はあるけれど、恋愛、そしてその先に待っているであろうセックスを考えると、怖気づいてしまって、長続きしないそうです。
Jさんは、
「自分が性の対象として見られるのかもしれないと思うと、嫌悪感を抱いてしまいます。
あなたの人柄が好きですよ、あなたと趣味が合いますよ、というアプローチを受けているのに、最終的には性欲の対象になってしまうのがイヤなのかもしれません 」
と言います。
「男性から恋愛感情を持たれる」=「男性の性の対象物になる」
だから怖くなってしまうのかもしれません。
Jさん含めた多くの女性は、別に男性が嫌いなわけではないのだけれど、男性の性欲の刃を感じて怖いと思っているのではないでしょうか。
性の対象物になることの嫌悪感と、男性が嫌いだということをごっちゃにしているのではないかというのが、カエル化現象の根本原因だと僕は考えています。
男性の性欲は攻撃的な要素を含んでいるというカオルの仮説
攻撃性は、その男性の性格や人格がどうかではなくて、男性の性欲に本質的に内在しているものだと思っています。
普段は優しくて礼儀正しい男性でも、セックスの時は理性のタガが外れてしまうので、本来の攻撃的な部分が表に出てしまって、敏感な女の人はそれを怖いと思うのだと僕は考えています。
このロジックで考えると、友だち付き合いは性欲を向けられてないから怖くないけど、恋人になると「恋愛感情+性欲」はセットになっていているので怖いということになります。
と、このようなことをJさんとベッドの中でお話しました。
男性から恋愛対象として見られることは、女性にとって危険なこと
Jさんは「そうですね。。。」と、少し考えた後、
「カオルさんがおっしゃるように、男性から恋愛対象=性の対象として見られることに違和感というか怖さがあったので、もしかしたら今までは無意識的に「女性」であることを避けて、「友達」でいるようにしていたのかもしれません。私の防衛本能が男性を避けていたんですね。」
そして、
「カオルさんにお会いするようになってから、デートのために洋服やアクセサリーを選んだり、新色の口紅を買ったりして、久しぶりに「女性」としてワクワクしてる自分に出会えた気がします。
カオルさんとの時間をきっかけに、少しずつでも「女性」としての自分を認められるようになれたらいいなと思います」
とおっしゃいました。
処女でバージンだったJさんが一歩踏み出すきっかけになれたなら、僕はとても嬉しく思います。