恋愛が先か、セックスが先か・・・

女性向け風俗からみた、セックスのありかた

世の中の常識を一旦忘れてしまいましょう

このブログの基本的なスタンスは「恋愛とセックスが別であっても良いという意識に、もっと女性は移ってもいいではないか」ということです。
一般的には「恋愛→結婚→セックス」なのだけれども、本当にそうなのでしょうか?
フラットな視点で男女を捉えてみたいと思います。

「ビッチ」という女性に対する蔑称

女性がセックスに積極的であることは、一般的にネガティブなイメージがあると思います。特に男性はそう思っています。「ビッチ」などの言葉は、性に積極的な女性に対する蔑みで、そもそも女性は「受け身であるはずだ」いう前提があると思います。本当は受け身を演じているだけなのかもしれませんが・・・。
あまり男性経験のない女性は、どうして良いか判らないからそうしている人もいますけど、多くの女性は相手の男性に合わせて注意深く反応を演じていると思います。
たとえば男性経験が豊富な女性が、童貞みたいな男性と付き合うと大変です。童貞でも変なプライドはあって、自分より女性側が経験豊富であることを認めたくないのです。しょうがないので女性側がセーブして男性に合わせるしかなくなってきます。男性は自分の手のひらの上から出てほしくない。もっと言うと男性の性欲の範囲・あるいは枠内で反応してくれる女性を望んでいるのです。

本当に女性は彼じゃないとダメなのか?

女性向けの風俗という言葉を聞くと、女性は恋愛感情がないとセックスできないはずだから、そんなサービスは成立するはずがないみたいなことをおっしゃる方が多いです。
「女性は身体の関係から始まるのは悪い」という社会の風潮があると思います。だから普通の女性は男性と知り合っても、いきなり「セックスをしようか」などという意識には至らないのです。
小学生の頃の意識から、性への成長は止まっているのかもしれません。だから僕は、新しい考え方を導入することが大事だと思っています。
女性用風俗で働いていると、女性も「彼氏じゃないとダメ」という訳では必ずしもないと言うことが判ってきます。もっと「ステキなセックスがしたいな・・」という漠然とした願望があって、その相手を捜すために彼を捜している女性は多いのです。
つまり、恋愛よりも、セックスで満たさしてくれる男性を探したいということが本音ではプライムなのです。
「体のつながりがほしい」「男の人として・結婚相手としては素敵だけどセックスは出来ない」とかよく聞く話です。でも「恋愛→結婚→セックス」で事が進んでしまうと、相手の男性が自分の身体を満たしてくれるのかもよく分からないうちに重要な選択をしてしまうので、セックスレスなどずっと後を引く問題に発展するのだと思います。

セックスにおいて男性と女性は対等

これまでの常識では、セックスの目的は「男性が射精すること=男性の性欲を解消すること」だったと思います。だから男性が出したらそこで終わりだし、女性は痛くても終わるまで我慢しないといけなかった訳です。性欲を満たしたいだけの男性と相手にしていれば、女性はただ奪われるだけの存在になってしまいます。
僕は、男性と女性はセックスにおいて対等であるべきだと強く思っています。(女性がサーバントではないと言うことです)

女性がまず取り組むべき事

女性は性的に解放されるべきです。そのためには、女性自身が「気持ちよいセックス」のことを知る必要があります。多くの女性は、まだセックスが気持ちいいということを判っていないのです。
体験することが大きな第一歩につながってゆくと思います。
僕は、女性が解放されないと、男性の意識は解放できないと考えています。

男性が取り組むべき事

男性も単に性欲を解消するのではなく、お互いに満たされることに喜びを見いだすことが必要です。
「女性の気持ちよさ」を引き出すことが出来るのは男性しかいないのだけれども、残念ながらほとんどの男性は性欲に支配されてしまっているから、そんな意識はないのです。
ここで僕が言っていることは、「女性をイカセる何とか法?」で、相手を技術的に気持ちよくさせようということではありません。どういうことかというと、「女性に気持ちよくなってもらうことを優先させる」を前提にすることなのです。
単純に射精するよりも、女性の性的な喜びを引き出してそれに触れることのほうが、「男性にとってもより気持ちがいい」ということに気づくべきなのです。そこには多くの男性も気付いていない、より深い快楽があります。女性の神秘的な美しさにも触れることが出来るのです。
よくお客様に言われるのですが、僕自身が射精することにあまり重きを置いていないのはそういうことです。 そして、もっと深く女性を知りたいし理解できたらいいと思っています。

僕がムツゴトで女性の方に伝えたい事

これまでの経験からセックスは会話よりも、より深いコミュニケーションツールであると僕は感じています。
残念ながら「恋愛感情」はそのことを曇らせてしまっています。セックスは男女のコミュニケーション手段であって、恋愛だけに限定されたツールではないのです。僕が冒頭で「本当に女性は彼じゃないとダメなのか?」と問うたのは、そういうことです。
「彼以外とセックスすべきではない」という常識から解放されれば、男性・女性はともに、もっと新しい境地にたどり着ける可能性があると僕は思います。

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>30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の、3人に1人は処女といわれています(性経験のない女性の割合は、25~29歳で32.6%、30~34歳で31.8%〈2015年厚生労働省出生動向基本調査〉)。

恋愛もセックスも自由な今、3人に1人という数字は意外と多いと感じられる方が多いかもしれません。
「機会がない」「セックスしてもいいと思うような相手がいない」「その気になれない」など、その理由はさまざまですが、実は少なくない女性が「男性嫌悪や不信」「性的なトラウマ」「痛みや出血への恐怖」などの悩みや不安を抱えていることはあまり知られていません。

年齢を重ねれば重ねるほど、処女の十字架は重く女性にのしかかっていきます。
ある40代の女性は、処女であることについて、「40歳でバージンなんて正直気持ち悪いし、引くと思います。だからこれは、絶対誰にも言えません。私ひとりで抱えるしかない最重要機密です」とおっしゃっていました。
処女という十字架を背負っているのは、決してあなただけではないのです。

女性用風俗ムツゴトのお客様で30代のバージン女性、仮にA子さんとします、はこんなことをおっしゃっていました。
「私は処女、恋愛経験もゼロで、彼氏がいたこともありません。仕事に追われて、家に帰って寝るだけの生活。自信が持てなくて、家庭を持つ女性にいつも劣等感を感じていました。このまま異性と一切無縁の人生を送るかと思うと、絶望的な気分になります」

常に『女性としての自分に自信が持てない』『消えてなくなってしまいたい』という強迫観念にかられ、未経験であることについて、なんとも説明しがたい心のわだかまりがあったとA子さんは言います。
ベッドの中で抱き合った後、A子さんは「ずいぶん久しぶりに、人に甘えたような気がします」
と、ため息を漏らしました。

A子さんは、「『女』を出してはいけないと、ずっと自分に言い聞かせてきました。人に頼ったり、甘えたりしてはいけない、そんなことをしたら自分がガラガラと崩れてしまうと思い込んでいました」と言います。
「怖かったですか?」 と、聞くと、
「いえ、実際、怖いことは何も起こらなかったし、弱い面や、もろいところも含めて、私は私のままでいいと思うことができました。自己否定の固まりだった自分を、少し肯定できるようになったような気がします」
とおっしゃいました。
処女をいつ卒業するかは、個人的な事情であり、これまで機会がなかっただけで、何歳であっても、まったく遅くはありません。

30代、40代以上で処女の方は特に、人一倍まじめで、努力家の方が多いように感じます。自分の楽しみは後回しにて、人のため、会社のため、家族のために時間を使ってきたのではないでしょうか。
明日からはどうぞステキな時間を過ごされることを、自分で自分に許してあげてください。