愛とセックスその不自由な結びつき

愛があればセックスで気持ちよくなれるのか?


愛があれば『中イキ』できるのか? 9割の人が勘違いしている、愛とセックス、中イキの関係の論理的結論

女性向け風俗ムツゴトのカオルです。
今日は「愛」と「セックス」の関係についてです。

結論から言うと、僕は気持ちいいセックスに、「愛」は必須ではないと思います。
恋愛感情がなくても、気持ちいいセックスは十分可能だし、逆に、大好きな彼や旦那さんだから、深く気持ちよくなれるというわけではありません。

「愛」と「セックス」 のテーゼ

「愛」と「セックス」を結び付けすぎると、不自由になってしまうのではないかと、僕は思っています。

一般的には、以下のようなテーゼがあると思います。
「セックスは愛情を確認する行為」
「愛のあるセックスは気持ちいい」

「恋愛 = セックス」であり、オーガズムは深い愛情の先にあるものと考えられています。
まず恋愛があり、 好きな人とセックスで結ばれて、 結果オーガズムに至るという順番です。

しかし現状、多くの女性が、大好きなはずの彼や旦那さんとのセックスが気持ちよくない、痛い、イケないと悩んでいらっしゃいます。

好きな人だから気持ち良くなれるはずなのに、そうなれない。
私の愛が足りないのか、彼は私の事を愛してくれてないのか。
多くの女性がこのような疑念を持ってしまっています。

このような疑問が生まれてしまう根本原因は、「恋愛 → セックス → オーガズム」といった固定概念のためかもしれません。

1,000人以上の女性経験がエビデンス

10年以上、1000人近くの女性と接してきた僕が思うことは、「性的に気持ち良くなるために、恋愛感情は必須でない」ということです。

気持ちいいセックスに必要なのは、愛情ではなくて、身体の深いところでの「信頼感」です。
"信頼"とは「この人は私に痛いことや、嫌なことは絶対にしないんだ」という狭義な事項です
"信頼"は、僕がこの仕事で最も重視していることでもあります。

彼氏や旦那さんであっても、例えば興奮のままにおっぱいを乱暴に揉む、指で膣をかき回す、腰を激しく打ち付けるなどしたら、痛いし、痛いと身体は無意識に警戒モードになってしまいます。

頭では「好きな人とセックスをしているのだから、気持ちいいはずだ」と思っても、身体は相手を警戒しているため、気持ちよくはなれません。

また厄介なことに、一度身体に「セックスは痛い、怖い」と刷り込まれてしまうと、毎回、自動的に警戒モードに入ってしまいます。
それを解除するのは容易ではありません。

旦那さんに抱かれている時、必ずしも安心している訳ではない

彼氏や旦那さんとのセックスが気持ちよくない、痛いという方は、もしかしたら身体が無意識に警戒モードに入っているのかもしれません。

「愛とセックス」について、大学生のTさんから、次のようなメッセージをいただきました

「彼氏はいますが、正直なところ、あまりセックスがよくありません。
好きなのに、どうして気持ちよくなれないのだろう。私が悪いのだろうかと思い、セックスのたびに、彼に申し訳なさを感じてしまいます。

私はいままで、ざっくりと「愛情=セックス」だと考えてきました。
愛が先に来るのだろうと思っていたのですが、カオルさんとお話していて、セックスは愛情でもあると気づきました。
さらにいえば、愛情は数式で、セックスは解だとも考えられます。どちらを求めるにせよ、見え方・感じ方違うだけでが答えは同じなのだと、ムツゴトさんを利用して気づくことができました。
漠然としていた考えが、腑に落ちる感覚がしてスッキリしました。
ぜひ、また利用させていただきたいと思います。
ありがとうございました」

というメッセージでした。

愛とセックスを一旦分離するという提言

Tさんもおっしゃっているように、世の中には「女性は愛情が先にあって、セックスはその結果生まれるもの」という常識があります。
「愛とセックス」を結び付けすぎてしまうと、苦しくなってしまいます。
愛はなくても、正しい技術と信頼関係さえあれば、気持ちいいセックスは十分に可能です。

常識から完全に自由になるのは難しいかもしれませんが、このような世界もあるということを、頭の片隅に、ちょっとでも覚えておいていただけると嬉しいです。

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>30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の、3人に1人は処女といわれています(性経験のない女性の割合は、25~29歳で32.6%、30~34歳で31.8%〈2015年厚生労働省出生動向基本調査〉)。

恋愛もセックスも自由な今、3人に1人という数字は意外と多いと感じられる方が多いかもしれません。
「機会がない」「セックスしてもいいと思うような相手がいない」「その気になれない」など、その理由はさまざまですが、実は少なくない女性が「男性嫌悪や不信」「性的なトラウマ」「痛みや出血への恐怖」などの悩みや不安を抱えていることはあまり知られていません。

年齢を重ねれば重ねるほど、処女の十字架は重く女性にのしかかっていきます。
ある40代の女性は、処女であることについて、「40歳でバージンなんて正直気持ち悪いし、引くと思います。だからこれは、絶対誰にも言えません。私ひとりで抱えるしかない最重要機密です」とおっしゃっていました。
処女という十字架を背負っているのは、決してあなただけではないのです。

女性用風俗ムツゴトのお客様で30代のバージン女性、仮にA子さんとします、はこんなことをおっしゃっていました。
「私は処女、恋愛経験もゼロで、彼氏がいたこともありません。仕事に追われて、家に帰って寝るだけの生活。自信が持てなくて、家庭を持つ女性にいつも劣等感を感じていました。このまま異性と一切無縁の人生を送るかと思うと、絶望的な気分になります」

常に『女性としての自分に自信が持てない』『消えてなくなってしまいたい』という強迫観念にかられ、未経験であることについて、なんとも説明しがたい心のわだかまりがあったとA子さんは言います。
ベッドの中で抱き合った後、A子さんは「ずいぶん久しぶりに、人に甘えたような気がします」
と、ため息を漏らしました。

A子さんは、「『女』を出してはいけないと、ずっと自分に言い聞かせてきました。人に頼ったり、甘えたりしてはいけない、そんなことをしたら自分がガラガラと崩れてしまうと思い込んでいました」と言います。
「怖かったですか?」 と、聞くと、
「いえ、実際、怖いことは何も起こらなかったし、弱い面や、もろいところも含めて、私は私のままでいいと思うことができました。自己否定の固まりだった自分を、少し肯定できるようになったような気がします」
とおっしゃいました。
処女をいつ卒業するかは、個人的な事情であり、これまで機会がなかっただけで、何歳であっても、まったく遅くはありません。

30代、40代以上で処女の方は特に、人一倍まじめで、努力家の方が多いように感じます。自分の楽しみは後回しにて、人のため、会社のため、家族のために時間を使ってきたのではないでしょうか。
明日からはどうぞステキな時間を過ごされることを、自分で自分に許してあげてください。