29歳処女の私が、『セックス=コミュニケーション』だと思う理由

2年前にムツゴトのバージンセッションをご利用頂いた、20代のお客様にインタビューさせて頂きました。

どうしてムツゴトを利用してみようと思ったのですか?

ムツゴトさんのホームページを隅から隅まで読んで、このホームページを作っている男性であれば、きっと私のことを理解してくれるだろう。安心というか、信頼して予約をしたのだと思います。

当時私はSNSで、「セックスをしたあとに生理が遅れたことがあり、不安な気持ちだったが、元彼氏に軽く流されてしまった」(要約)というようなものを見ました。SNSの元の内容には、沢山のコメントが寄せられており、「(女性側の不安にたいして)理解のある男性と関係を持たないあなたが悪い」とか、「婚前交渉なんかするからいけない」とか、割と極端なものが多かったです。
確かにそうなのかもしれませんが、女性側には男性とでは意識が大きすぎるのだと思います。
妊娠のリスクとか、体調のこと、どんなことをされてしまうのかという不安な気持ちがありました。処女だった私は、相手の男性からこんな風に扱われてしまったら、、、と考えると怖くなってしまったのです。

ムツゴトを利用してみて、印象に残っていることを教えてください

スタッフさんは、必ず私に「どうしてほしいですか?」と聞いてくれますよね。その、「どうする」は、おそらく女性それぞれで違うと思います。そのうえで、そういう女性側の事情もあれこれわかった上で聞いてくださるのが、私にとってはとてもありがたいのです。
もちろん完全に理解することなんて無理ですが、理解「しようとする」としてくれる姿勢がとてもすごいことだなと感じています。
女性だってそういう欲求はあるし、だけど実際の行為のことを考えると怖いとか、体調的精神的な不安があると思うのでひとまとめにできませんけど、なんていうか、理解してくれる存在というのは、とても心強いな、と思ったのです。

当時は男性のことをどう思っていましたか?

男性からすると「そもそもそういう女性側の事情を知らない」(性教育等による知識が足りなさすぎる)こと、「知ろうとしないこと」(これは女性の問題だと考えているとか、関心が無いとか、知っているけれど悪意ある捉え方をする人もいるとか)様々だと思います。本当にその人がどのような環境で何に触れて生きてきたか、とかが出てしまう部分ではないかと、怖いなと個人的には思います。もちろん、それらについて理解のある男性がいることも知っています。

理解のある男性をどうすれば見極めることができるかと思いますか?

女性側が、「異性と交際する」=性的なことも込みで考えているかいないかでも変わってくるような気がします。(外見が好みとか、生理的にどうか、とかも無意識に判断はしていると思うのでそういう意味では最初から考えているとも言えるかもしれません)

でも、多くの人は相手と、何をどこまで話せるかとかで判断してるのでは?と思います。セックスとか、結婚、出産のことについて意見はどうあれきちんと話せるかは大事なところだと思います。

彼氏が生理のこと(体調が悪くなるとか、旅行とかの時にかさなると…とかそういうのです)を聞いてくれるかとか。人によっては、生理すらネタとして見たり、ピルを服用しているかどうかとか本当に個人的なことまで軽く考えているような、なんというか関わりたくない人も居ますから。(これは過去に出会いのアプリを短期間だけ使ってた時に、相手から話題にされて不快でした。そんなこと同性の友達にも気を使って話しません)

カオルさんがブログで書かれている、セックス=コミュニケーションというのは本当にその通りだなと実感しています。

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>30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の、3人に1人は処女といわれています(性経験のない女性の割合は、25~29歳で32.6%、30~34歳で31.8%〈2015年厚生労働省出生動向基本調査〉)。

恋愛もセックスも自由な今、3人に1人という数字は意外と多いと感じられる方が多いかもしれません。
「機会がない」「セックスしてもいいと思うような相手がいない」「その気になれない」など、その理由はさまざまですが、実は少なくない女性が「男性嫌悪や不信」「性的なトラウマ」「痛みや出血への恐怖」などの悩みや不安を抱えていることはあまり知られていません。

年齢を重ねれば重ねるほど、処女の十字架は重く女性にのしかかっていきます。
ある40代の女性は、処女であることについて、「40歳でバージンなんて正直気持ち悪いし、引くと思います。だからこれは、絶対誰にも言えません。私ひとりで抱えるしかない最重要機密です」とおっしゃっていました。
処女という十字架を背負っているのは、決してあなただけではないのです。

女性用風俗ムツゴトのお客様で30代のバージン女性、仮にA子さんとします、はこんなことをおっしゃっていました。
「私は処女、恋愛経験もゼロで、彼氏がいたこともありません。仕事に追われて、家に帰って寝るだけの生活。自信が持てなくて、家庭を持つ女性にいつも劣等感を感じていました。このまま異性と一切無縁の人生を送るかと思うと、絶望的な気分になります」

常に『女性としての自分に自信が持てない』『消えてなくなってしまいたい』という強迫観念にかられ、未経験であることについて、なんとも説明しがたい心のわだかまりがあったとA子さんは言います。
ベッドの中で抱き合った後、A子さんは「ずいぶん久しぶりに、人に甘えたような気がします」
と、ため息を漏らしました。

A子さんは、「『女』を出してはいけないと、ずっと自分に言い聞かせてきました。人に頼ったり、甘えたりしてはいけない、そんなことをしたら自分がガラガラと崩れてしまうと思い込んでいました」と言います。
「怖かったですか?」 と、聞くと、
「いえ、実際、怖いことは何も起こらなかったし、弱い面や、もろいところも含めて、私は私のままでいいと思うことができました。自己否定の固まりだった自分を、少し肯定できるようになったような気がします」
とおっしゃいました。
処女をいつ卒業するかは、個人的な事情であり、これまで機会がなかっただけで、何歳であっても、まったく遅くはありません。

30代、40代以上で処女の方は特に、人一倍まじめで、努力家の方が多いように感じます。自分の楽しみは後回しにて、人のため、会社のため、家族のために時間を使ってきたのではないでしょうか。
明日からはどうぞステキな時間を過ごされることを、自分で自分に許してあげてください。