イチローの引退会見で印象的だった言葉
ヒカルです。
都内では桜が咲き始め、薄いピンク色の景色が目に入るようになりましたね。
さて、3月21日、マリナーズのイチロー外野手が、現役引退を発表しました。
僕自身、約85分間の引退記者会見をリアルタイムで見ることができませんでしたので、本日、録画したものを見ました。僕自身、幼少のころ、野球を経験してきたこともあり会見内容を見ながら感慨深い気持ちになりました。
その会見の中で、特に印象的なことばがいくつかありましたので、自分の備忘録用=自己満足用としての意味を含め、イチロー氏のことばをブログに記させていただきます。(全く興味ない方は、スルーしていただけましたら幸いです)
・自分なりに頑張ってきたということははっきり言える。
これを重ねてきて、重ねることでしか後悔を生まないということはできないのではないかなと思います。
・内側に持っている熱い思いが確実にそこにあるというのと、それを表現したときの迫力というものはとても今まで想像できなかったことです。
人に喜んでもらえることが一番の喜びに変わってきたんですね。その点でファンの存在なくしては自分のエネルギーは全く生まれないと言ってもいいと思います。
イチロー「人より頑張ることなんてとてもできないんですよね」
あくまでも、はかりは自分の中にある。
それで自分なりにはかりを使いながら、自分の限界を見ながら、ちょっと越えていくということを繰り返していく。
そうすると、いつの日からかこんな自分になっているんだ、という状態になって、だから少しずつの積み重ねが、それでしか自分を越えていけないと思うんですよね。
一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、それは続けられないと僕は考えているので、地道に進むしかない、進むだけではないですね。
後退もしながら、ある時は後退しかしない時期もあると思うので。
自分がやると決めたことを信じてやっていく、でもそれは正解とは限らないですよね。
間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど、でもそうやって遠回りすることでしか、本当の自分に出会えないというか、そんな気がしているので。
・現在、孤独感は全くないです。アメリカで僕は外国人になったことで、人の心を慮ったり人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れたんですよね。
この体験というのは、本を読んだり情報を取ることはできたとしても、体験しないと自分の中からは生まれないので。
うーん、ブログを書きながら、涙してしまいそうになりますが・・・
やはり彼の残した記録や発言は日本の球界だけでなく、世界中の人たちに非常に大きな影響を与えてくれましたね。
プロ野球現役選手を引退したイチロー選手のこれからの活躍を楽しみに、僕たちも様々な体験を通して前進していきたいと強く感じました。
皆さんも、何か少しでも迷うことや悩むことがあれば、勇気を出して一歩前に進んでみてください!