処女についての時代的な考察

「バージン」といっても、本来は単なる個人的な問題にすぎない

本当は、女性が単にセックスをまだ経験していないというだけです。普通の女性方が昔に比べて、セックスを経験することが難しくなっているのは、ここ数十年の時代背景の変化のためだと思います。つまり個人の能力や、努力とかの問題ではないのです。

過去(昭和の世代)

・昔は女性はクリスマスケーキと呼ばれるように、年を重ねると価値がなくなってしまう脅迫概念があった。
・結婚を早くしないと子供が早く産めないから。焦りがあった。
・結婚相手は個人ではなく家(あるいは親)が決めていた
・高度経済成長期は職場で結婚相手を決める傾向が強かった
(職場なのである程度相手のことも判る、上司などが仲立ちを行う傾向が強かった)
・地域コミュニティなどによるサポート(お見合いなどお節介な仕組みが数多くあった)
・本人の属性意外(家柄など)の要因で結婚が決まるので、男女ともあぶれることが少なかった
・好きな人以外とセックスするのは良くないと言う常識
(望まない妊娠 性病になるのは良くないと恐怖をあおる。実際は単にキチンと避妊すればいい話)
・結婚しないことが社会的に欠落者のように思われる傾向があったこと

昭和の初期のころは、ほとんどの女性はあまり何も考えなくても、一定の年齢に達すれば周りの自動的なお膳立てで結婚・あるいは交際相手を見つけることが出来たという事がよく判ります。一方で婚外セックスは今よりもより強く禁止されていたのだと思います。

現在(平成の世の中)

・個人に選択の自由が全面的に付与されている状態
・両親、上司などが結婚について干渉してくる傾向がなくなってきたこと
・地域・親戚など地縁・血縁コミュニティとのつながりが希薄になってきたこと
・特に男性が女性に対して積極的でなくなったこと(草食化が進行していること)
・結婚しないでもいいという選択肢が一般的になってきたこと
・男性の経済的な要因(適齢期30代の年収ベースが平均300万となってしまい家族を養うことが困難)
・便利な世の中になったこと(コンビニなども発達して、男性の一人暮らしもさほど不自由がなくなってきた。)
・社会的な制約がなくなると男性にとってそもそも結婚するメリットがないことに多くの男性が気がついた。

個人の自由意志が尊重される現代社会

親やお節介なおばさんたちはいなくなって、なんでも自分の判断で決めていいと言うことは一見は自由みたいだけれど、実際にはどうやって選んでいいのか判らなくなってしまうんだと思います。女性から見ると相手の男性は、年収・容姿・性格の基準で選んではみるものの、より条件のいい男性が現れるのではないかと思うとどうしても交際に踏み切れないです。焦ってカスな男性を掴んでしまうのは嫌だ。失敗して嫌な思いをしたくない。そうしていると、いつのまにか時間がたってしまい、結果として処女の方も多くなっているのかもしれません。

男性の立場から見ると、若いうちに経済的に家族を養うのは困難であり、そもそもセックスもAV・風俗などでリーズナブルに得られると、結婚しようと言う動機は昔よりも希薄になって行くのかもしれません。

バージンは間違っても個人の責任ではない

このブログをご覧の女性の方で、セックスが未経験の方がいらっしゃったらお伝えしたいことは、経験がないのはあなたの責任ではないということです。
もし個人の容姿や性格だけが問題であれば、こんなに多くの女性が交際相手がいないことで悩むのもおかしなことです。

女性向け風俗mutsugotoでは、まだ経験がない女性の方のフォローも積極的に取り組んでゆきたいと考えています。最初の手ほどきを僕たちがさせて頂くことで、少しでも不安を解消して、将来の恋愛に備えられたらいいと思います。ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

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>30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の、3人に1人は処女といわれています(性経験のない女性の割合は、25~29歳で32.6%、30~34歳で31.8%〈2015年厚生労働省出生動向基本調査〉)。

恋愛もセックスも自由な今、3人に1人という数字は意外と多いと感じられる方が多いかもしれません。
「機会がない」「セックスしてもいいと思うような相手がいない」「その気になれない」など、その理由はさまざまですが、実は少なくない女性が「男性嫌悪や不信」「性的なトラウマ」「痛みや出血への恐怖」などの悩みや不安を抱えていることはあまり知られていません。

年齢を重ねれば重ねるほど、処女の十字架は重く女性にのしかかっていきます。
ある40代の女性は、処女であることについて、「40歳でバージンなんて正直気持ち悪いし、引くと思います。だからこれは、絶対誰にも言えません。私ひとりで抱えるしかない最重要機密です」とおっしゃっていました。
処女という十字架を背負っているのは、決してあなただけではないのです。

女性用風俗ムツゴトのお客様で30代のバージン女性、仮にA子さんとします、はこんなことをおっしゃっていました。
「私は処女、恋愛経験もゼロで、彼氏がいたこともありません。仕事に追われて、家に帰って寝るだけの生活。自信が持てなくて、家庭を持つ女性にいつも劣等感を感じていました。このまま異性と一切無縁の人生を送るかと思うと、絶望的な気分になります」

常に『女性としての自分に自信が持てない』『消えてなくなってしまいたい』という強迫観念にかられ、未経験であることについて、なんとも説明しがたい心のわだかまりがあったとA子さんは言います。
ベッドの中で抱き合った後、A子さんは「ずいぶん久しぶりに、人に甘えたような気がします」
と、ため息を漏らしました。

A子さんは、「『女』を出してはいけないと、ずっと自分に言い聞かせてきました。人に頼ったり、甘えたりしてはいけない、そんなことをしたら自分がガラガラと崩れてしまうと思い込んでいました」と言います。
「怖かったですか?」 と、聞くと、
「いえ、実際、怖いことは何も起こらなかったし、弱い面や、もろいところも含めて、私は私のままでいいと思うことができました。自己否定の固まりだった自分を、少し肯定できるようになったような気がします」
とおっしゃいました。
処女をいつ卒業するかは、個人的な事情であり、これまで機会がなかっただけで、何歳であっても、まったく遅くはありません。

30代、40代以上で処女の方は特に、人一倍まじめで、努力家の方が多いように感じます。自分の楽しみは後回しにて、人のため、会社のため、家族のために時間を使ってきたのではないでしょうか。
明日からはどうぞステキな時間を過ごされることを、自分で自分に許してあげてください。