ひとりエッチむなしい問題
ひとりエッチの後のむなしさや、罪悪感を軽減する方法についてお話します。
ひとりエッチ、オナニーやマスターベーション、セルフプレジャーとも呼ばれる行為です。僕の経験では、女性の8割以上がひとりエッチをしています。
ひとりエッチをしても身体に害はないし、まったく悪いことではありません。
オープンに言って回る必要はないけど、特段隠すべき事柄でもないと、僕は感じます。ひとりエッチの後、むなしさや強い罪悪感を覚える女性は多いと思います。なぜでしょうか。
僕は、多くの女性が罪悪感を感じる原因は、女性のひとりエッチが、セックス以上に禁忌とされ、完全に「無いもの」と封印されている今の日本の現状にあると思います。
ある20代前半の女性は、小学校低学年の頃に、性器いじりをお母さんに見咎められて、強く叱られ、以来、非常に強い罪悪感を覚えるようになったといいます。
寂しくなったときや、性欲が高まったとき、つい下半身に手が伸びてひとりエッチをしているが、終わった後はとてもむなしい気分になって、ドーンと落ち込んでしまうそうです。
ひとりエッチに対して、罪悪感を覚える必要はまったくないと思いますが、幼い頃から刷り込まれてきた認識は、急には変わりません。
ひとりエッチを肯定するために、僕は2つのアプローチを考えています。
- 一つは、女性同士の情報の共有。
- 二つは、ひとりエッチについて、信頼できる男性と共有することです。
それぞれについて解説します。
女性同士の情報の共有
まず、情報の共有についてです。
多くの女性は、ひとりエッチやそれにまつわる悩みを、たった一人で抱え込んでしまっています。こんな悪いことをしているのは私だけなのではないかと、孤独感を覚えている方も少なくありません。
他の女性がどんなひとりエッチをしているのか、情報を共有することができれば、孤独感が薄らぐのではないでしょうか。
また、他の女性の手法を知ることで、「こんなやり方があるんだ」「これいいかも」と、ひとりエッチをアップデートしていくこともできます。
さらに、ひとりエッチについて正しい情報を知ることで、机の角などに強く押し付けたり、電動マッサージ器を押し当てるなど、間違った方法のひとりエッチを防ぐことにもつながります。
ひとりエッチの情報を共有することは、女性のセックス全体の底上げにもなるのではないかと、僕は考えています。
信頼できる男性と共有すること
次は、女性のひとりエッチを男性が理解、肯定することです
ひとりエッチの罪悪感は、女性一人では解消できない問題だと思います。
信頼できる男性と「ひとりエッチ」を共有して、セックスの一部として組み込むことができれば、罪悪感やむなしさが軽減するのではないかと僕は思います。
信頼できる男性に、私はこんなことを考えて、ここをこんなふうに触っているとか、気兼ねなく打ち明けることができたら、それはそれですごく楽しいし、安心できるのではないでしょうか。
男性側も、たとえば女性から、いつもどこを触ってるのかを教えてもらって、同じようにしてみると、いろいろと発見があるだろうし、ひとりエッチについて聞くことで、より深く女性を知ることができると思います。
まとめます
ひとりエッチの罪悪感やむなしさを払拭するポイントは、「共有」にあると僕は考えます。
一つは、女性同士で情報を共有すること。
二つは、信頼できる男性と、ひとりエッチを共有して、セックスの一部として組み込むことです。