【女性用風俗性の相談室】ひとりエッチがやめられません(大学3年生Kさん)

どうすればひとりエッチをやめられるのでしょうか?

【アダルト相談室】ひとりエッチがやめられません(大学3年生Kさん)

女性向け風俗、ムツゴトのカオルです。
女性のひとりエッチについて、ご相談をいただきましたので、お答えしたいと思います。

大学3年生のKさんのお話です。
「幼稚園くらいの頃から、ちょっと寂しくなったときなどに、性器をいじっていました。性的な快感というよりは、なんとなく落ち着くし、安心する感じがしていたのだと思います。
小学生の低学年の頃、触っているところをお母さんに見つかって、ひどく叱られました。
以来、これは悪いことなんだと思って、やめようと思ったのですが、やめられません。
特に高校生の頃からは、毎晩のようにひとりエッチをしたくなってしまい、私はなんてふしだらでいけない子なんだと自分を責めています。
ひとりエッチをした後は、強い罪悪感を感じて、お母さんに申し訳なく思います。
こんなエッチな自分が嫌いだし、気持ちが悪いと思います。
どうすればひとりエッチをやめられるのでしょうか?」

ひとりエッチは悪いことではない

結論から言うと、ひとりエッチはまったく悪いことではありません。したいときに、したいだけ、気が済むまでして平気です。
また、そのことについて罪悪感や嫌悪感を覚える必要はありません。

何度かお会いする中で、Kさんに繰り返しこのようにお伝えしたのですが、Kさんはなかなか納得してはくれませんでした。
「ひとりエッチは悪いことではないよ、、」と口で説明したくらいでは、彼女の心にまったく響かないのです。
だんだんとKさんのことを知るにつれ、彼女が抱えているいろいろな問題が、「ひとりエッチ」と繋がっているとわかってきました。

女性は性欲という罪の十字架を背負っているのか?

僕は、「すべての女性は自身に性欲があることに、罪の意識を感じさせられている」と考えています。
旧約聖書には、イブが、蛇にそそのかされて禁断の果実、リンゴを食べてしまったため、神様に天国を追放されてしまうお話があります。いわゆる『失楽園』です。ユダヤ教には「イブが犯した罪は、その後生まれたすべての人類に及ぶ」という「原罪」の概念があります。
Kさんにとって、ひとりエッチは「原罪」なのだろうと思います。神様であるお母さんからダメと言われているのに、それを止められないことで、彼女はずっと罪悪感に苛(さいな)まれてしまっていました。

Kさんにはもう一つ悩みがありました。それは自分に自信が持てず、自己肯定感が極端に低いことです。
僕はKさんの「自己評価の低さ」と、「性欲に対する罪の意識」は繋がっていると感じます。

つまり、

  • ひとりエッチがやめられない。そんな自分を嫌悪してしまう
  • 排卵日近くに、身体の奥から強い性欲が湧き上がってきて、エッチなことで頭がいっぱいになってしまう。
  • こんなにエッチでふしだらなことが知れたら、家族も友人も私を軽蔑するに違いない。
  • 本当は誰かに理解して欲しいけれど、こんな罪深い私のことを理解して、救ってくれる人はいないだろう。

罪悪感と湧き上がる性欲の板挟み

このように、Kさんは「エッチな自分への罪悪感」と、「とどめなく湧いてくる性欲」の板挟みに苦しんでいらっしゃいました。

僕の1000人を超える女性経験から、ひとつ確実に言えることがあります。それは女性の性欲は強烈で、多くの女性が性欲を持て余しているということです。

女性の性欲は、生理のバイオリズムに大きく影響されています。性欲が最高点になるタイミングとして、一番多いのは排卵日の前後です。その次は生理前。
「私は淫乱なのではないか・・」と自己嫌悪に陥ってしまうくらい、強い性欲を感じます。
エッチな想像をしたり、授業中や仕事中もそのことで頭がいっぱいで、我慢できずにトイレでひとりエッチをしてしまった、という話をよく聞きます。

男性の性欲に比べ、女性のそれはあまりにも過小評価されているのではないでしょうか?
女性が主体的にセックスを欲するなど、ありえないことだと、男性はもちろん、女性自身も、そのように自身の性欲を軽んじてしまっている。それが、Kさんをはじめとした多くの女性を悩み苦しませる原因なのではないでしょうか。

健康な女性であれば、性欲はあって当然

それは淫乱だとかはしたないということはありません。性欲が強いことを、恥ずかしく思う必要はまったくないのです。
ひとりエッチをするのは当然で、僕はむしろ、「ひとりエッチなんてしない」「性欲がない」という女性のほうが心配です。

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>30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の3人に1人が処女・バージン

30歳女性の、3人に1人は処女といわれています(性経験のない女性の割合は、25~29歳で32.6%、30~34歳で31.8%〈2015年厚生労働省出生動向基本調査〉)。

恋愛もセックスも自由な今、3人に1人という数字は意外と多いと感じられる方が多いかもしれません。
「機会がない」「セックスしてもいいと思うような相手がいない」「その気になれない」など、その理由はさまざまですが、実は少なくない女性が「男性嫌悪や不信」「性的なトラウマ」「痛みや出血への恐怖」などの悩みや不安を抱えていることはあまり知られていません。

年齢を重ねれば重ねるほど、処女の十字架は重く女性にのしかかっていきます。
ある40代の女性は、処女であることについて、「40歳でバージンなんて正直気持ち悪いし、引くと思います。だからこれは、絶対誰にも言えません。私ひとりで抱えるしかない最重要機密です」とおっしゃっていました。
処女という十字架を背負っているのは、決してあなただけではないのです。

女性用風俗ムツゴトのお客様で30代のバージン女性、仮にA子さんとします、はこんなことをおっしゃっていました。
「私は処女、恋愛経験もゼロで、彼氏がいたこともありません。仕事に追われて、家に帰って寝るだけの生活。自信が持てなくて、家庭を持つ女性にいつも劣等感を感じていました。このまま異性と一切無縁の人生を送るかと思うと、絶望的な気分になります」

常に『女性としての自分に自信が持てない』『消えてなくなってしまいたい』という強迫観念にかられ、未経験であることについて、なんとも説明しがたい心のわだかまりがあったとA子さんは言います。
ベッドの中で抱き合った後、A子さんは「ずいぶん久しぶりに、人に甘えたような気がします」
と、ため息を漏らしました。

A子さんは、「『女』を出してはいけないと、ずっと自分に言い聞かせてきました。人に頼ったり、甘えたりしてはいけない、そんなことをしたら自分がガラガラと崩れてしまうと思い込んでいました」と言います。
「怖かったですか?」 と、聞くと、
「いえ、実際、怖いことは何も起こらなかったし、弱い面や、もろいところも含めて、私は私のままでいいと思うことができました。自己否定の固まりだった自分を、少し肯定できるようになったような気がします」
とおっしゃいました。
処女をいつ卒業するかは、個人的な事情であり、これまで機会がなかっただけで、何歳であっても、まったく遅くはありません。

30代、40代以上で処女の方は特に、人一倍まじめで、努力家の方が多いように感じます。自分の楽しみは後回しにて、人のため、会社のため、家族のために時間を使ってきたのではないでしょうか。
明日からはどうぞステキな時間を過ごされることを、自分で自分に許してあげてください。