初体験はただのきっかけに過ぎない
今日は「セックスの経験がない処女の女性」について、お話します。
「処女で、未経験である」ということを、誰にも相談できなくて、一人で悩んでいらっしゃる方は多いと思います。
結論から言うと、初体験はただのきっかけに過ぎないのだから、悩むくらいならしてしまった方がいいと僕は考えています。
一般的にはよく、「初体験は一生の思い出、だから大切にしなければならない」と言われます。この常識によって、多くの女性が苦しめられてしまっています。
初体験は、大人の成熟した女性へとステップを上るための、きっかけでしかありません。初体験そのものよりも、そのあとのほうがずっと大切だし、初体験なんて忘れてもかまわないと思っています。
20代、30代でも三人に一人は処女
ある大規模な調査によれば、20歳~24歳の女性の約46%がバージンだという結果が出ています。25歳~29歳では約32%、30歳~34歳で約31%の女性が、バージンだそうです。
女性も性に対してオープンになったと言われますが、20代、30代でも、三人に一人は処女です。そう考えると、意外と処女の方が多いということがわかります。
「処女で、未経験である」ということについて、一人で悩んでいらっしゃる方は多いと思います。たとえば、このようなご相談をよくいただきます。
- 恋愛経験も無く、男性が苦手で打ち解けられない。
- 身近に男性がおらず、出会いがない。
- セックスに興味はあるけど、なんとなく痛そうで怖い。
- 以前彼とセックスしようとしたが、痛くてできなかった。
- 30代、40代以上でセックス未経験の、いわゆる中年処女で、もう遅すぎるんじゃないかと心配している。
- 好きな人がいるが、処女だと「重い」と思われるのではないかと悩んでいる。
処女は大切という呪いの言葉
女性がセックスすることについて、社会はネガティブなイメージを植え付けがちです。女性は安易に身体を許してはいけない、たとえば、「キズモノになると、お嫁に行けなくなる」など、本当に時代錯誤も甚(はなは)だしいですが、親御さんなどに言われたことのある方もいらっしゃるかもしれません。
さらに、「初体験は一生の思い出。だから大切に好きな人とするべきだ」ということも、よく言われます。
初体験の先にもまだ人生は続いてゆく
僕は、初体験は、ただのきっかけにすぎないと考えています。女性は誰でも、ご自分の中に豊かなセックスの世界を持っています。初体験はその扉を開く、最初の一歩になります。
相手もいないし、痛そうで怖いと、初体験を先送りにしてしまうのは、本当にもったいないことだと思います。
初めてでも、時間をかけてゆっくり愛撫すれば痛くないですし、回を重ねるごとに気持ち良くなれます。新しい世界の扉を、ぜひ勇気を持って、開けてほしいと願っています。
今日は以上です。